近畿日本鉄道は14日、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う利用状況を勘案し、1月23日から当分の間、土休日の特急列車の運休を追加すると発表した。南大阪線・吉野線、京都線・橿原線を中心に、土休日の一部の特急列車が運休となる。
同社はすでに土休日の夜間に運転される特急列車を一部運休としており、1月23日から運休する列車を追加。大阪阿部野橋~吉野間で1日38本(昨年8月から運休している12本を含む)を運休とするほか、京都~奈良間で1日21本(昨年8月から運休している8本を含む)、京都~橿原神宮前間で1日18本、大阪難波~奈良間で1日2本を運休とする。
なお、大阪阿部野橋発吉野行の特急列車3本は橿原神宮前行として運転する一方、観光特急「青の交響曲」の運休は予定していないとのこと。急行・普通などの一般列車や平日の特急列車は通常通り運転する。運休する特急列車に関して、すでに発売した特急券は無手数料で払戻しを行う。