ソニーは1月14日、Eマウントの広角レンズ「FE 35mm F1.4 GM」(SEL35F14GM)を発表した。G Masterシリーズに属する高画質モデルで、F1.4の明るい開放F値ながらサイズを小型軽量に抑えた。希望小売価格は198,530円(税別)で、発売は2月12日。
G Masterレンズとしては12本目の交換レンズで、フルサイズ対応のEマウントレンズとしては39本目となる。
G Masterの高い基準に合った解像性能や柔らかなボケ描写を備えながら、携帯性の高い小型ボディにまとめたレンズ。2018年10月に発売した「FE 24mm F1.4 GM」(SEL24F14GM)と同じコンセプトで開発した。従来の「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」(SEL35F14Z)よりも100g以上軽く、全長は16mmほどコンパクトに仕上げた。
オートフォーカスは2つのXDリニアモーターを備え、写真と動画のどちらでも高速・高精度・静粛な駆動を可能にした。最短撮影距離は0.27m、最大撮影倍率は0.23倍(ともにAF時)に抑えるなど、近接撮影性能も高めた。α6000シリーズなどのAPS-C機に装着すると、52.5mm相当の標準レンズとしても使える。
- 絞り:F1.4~F16
- レンズ構成:10群14枚
- 絞り羽根:11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離:0.27m(AF時)、0.25m(MF時)
- 最大撮影倍率:0.23倍(AF時)、0.26倍(MF時)
- フィルター径:67mm
- 最大径×長さ:76×96mm
- 重さ:524g