「働き方改革」の掛け声の元、企業も人も非効率的な働き方を少しずつ改善しようと動いています。ただ一方で、やとよんさん(@yatoyon)のツイートを見ると、日本社会はまだまだ道は半ばだと思わされます。

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ここ数年で1番悔しかったんですが、役所で配属された部署が激務で残業時間800時間超えてて、数年かけて業務改善や事業見直しを進めて、今年は1/3以下まで残業時間を減らしたのに別部署の人から「最近残業してないよね?やる気無くなったの?」と言われた。残業=やる気ある風潮が撲滅して欲しい。
(@yatoyonより引用)

年間800時間の残業は相当な激務。それを1/3以下まで減らすには、かなりの努力が必要だったと思うのですが……。この投稿に、「共感しかないです!」「いつの時代の話???」「昭和かよ」「なんで効率化してすごいねってならないんですかね?」「胸ぐら掴む案件」と、共感と怒りの声が続々と寄せられていました。

サラリーマンから現役の公務員に転職したというやとよんさん。「残業=やる気」という風潮は官民問わずあるもので、それよりも、企業や役所ごとの風土による部分が大きいと感じたそうです。そのことを証明するかのように、リプライ欄には、「30日以上連続出勤、ほぼ毎日日付が変わってからの帰宅」「残業は月に100時間超えが当たり前。仕事を早く片付ければ業務が追加され、サビ残当たり前、有給なんて使えない」といったブラック就業体験が溢れていました。

この反響ぶりに、「想像以上に同じ経験をした方が多いことに驚いています。効率化=悪という考え方は令和の初めで無くなって欲しいと思います」とやとよんさん。諸外国と比べて生産性が低いことが問題になることが多い日本ですが、まずは、「残業=頑張っている」「効率化=悪」という意識改革が必要ですね。