東芝ライフスタイルは1月13日、コードレススティック掃除機「TORNEO(トルネオ)」シリーズの新製品を発表した。ごみ取り性能を重視した最上位モデル「VC-CL3000X」と、スリムコンパクト設計「VC-CLS1」の2モデル。発売は2月1日、価格はオープン、推定市場価格(税別)はVC-CL3000Xが80,000円前後、VC-CLS1が45,000円前後。

  • 最上位モデルとなる「VC-CL3000X」の本体カラーはムーンストーンシルバー。充電スタンドが付属する

VC-CL3000Xは、回転方向が異なる2本のブラシを搭載した「オシドリヘッド」が特徴。2つのモーターでそれぞれ逆方向に回転する前後2本のブラシを配置し、中央の吸引口に向かってゴミをかき込むため、ヘッドを前方に押しただけで往復掃除をしたときのような「ごみ取れ」を実現。じゅうたんの毛の隙間でもごみをかき出し、フローリングの床面もキレイにするとしている。くし歯型の「ちり落としプレート」を前後のブラシに備え、毛ごみの回転ブラシへの絡みつきを低減した。

合わせて、フィルターレスで2段分割構造の「バーティカルトルネードシステム」を採用。3つの気流で微細なチリや花粉を99.9%分離し、強い吸引力を維持するという。

  • ヘッドの裏。2本のブラシを搭載

  • ブラシの動き

ダストカップ内を回る風の流れを変化させる「トルネードプレス」によって、ごみを約3分の1まで圧縮。ダストカップ内には帯電防止加工を施し、ホコリの舞い上がりやごみの付着を防ぐ。ダストカップは水洗い可能。集じん容積は0.2L。ごみを検知するとランプが点灯する「ごみ残しまセンサー」を備える。

  • ダストカップとごみ捨て

  • 使用イメージ

充電時間は約3.5時間、バッテリーによる連続動作時間は、標準モードで約40分、強モードで約10分、おすすめモードで約10~30分。ヘッドを使わない場合、標準モードで約60分となる。コードレススティック時の外形サイズは幅257×奥行220×高さ1,125mm、重さは2.9kg。

アクセサリーとして、布団用ブラシ、2WAYブラシ、丸ブラシ、すき間ノズルが付属。充電機能付きのスタンドには、ツール類を収納しておける。

コンパクト設計の「VC-CLS1」

  • 軽量コンパクトモデル「VC-CLS1」の本体カラーは、グランオレンジ(写真)のほか、ピンクブロンズを用意

VC-CLS1は、従来機種と比較して約26%小型化したモデル。小型モーターを開発し、ダストカップ、バッテリー、電気基板とともに薄肉設計の本体に収めている。アルミ延長管と新開発「軽量パワーヘッド」によって、1.2kgという軽さを実現した。

軽量パワーヘッドは、ヘッドを持ち上げたとき手元にかかる負担を軽減。階段や高いところの掃除にも活躍する。ヘッドがコンパクトなため、狭い場所も掃除しやすい。

  • 使用イメージ

2つの気流を駆使し、パワフルな吸引力を99%以上維持するという「デュアルトルネードシステム」を採用。トルネードプレス機能でダストカップ内のごみを約3分の1に圧縮するほか、ダストカップには帯電防止加工を施している。ダストカップはプリーツフィルターごと水洗いが可能。ごみ残しまセンサーは搭載しない。

  • ダストカップとごみ捨て

充電時間は約4.5時間、バッテリーによる連続動作時間は、標準モードで約32分、強モードで約8分、おすすめモードで約20分。コードレススティック時の外形サイズは幅200×奥行140×高さ1,045mm、重さは1.2kg。集じん容積は0.15L。アクセサリーとして、丸ブラシ、すき間ノズルが付属する。充電台は付属しない。