三井住友カードは、投資を行う20代から30代までの働く女性500人に投資・資産運用に関するアンケート調査を行い、結果を1月13日に公開した。調査期間は2020年11月16~17日で、有効回答は500サンプル、調査手法はインターネットリサーチで行った。
「今投資をしているか」という問いに対しては、約半数の48.6%が「投資をしている」と回答。年代別にみると、20代は44.2%に対し、30代では56.0%が投資を行っている。年齢が上がるにつれ資産運用への興味が高まり、実際に投資を始める人が増えることが見て取れる。
次に、「現在行っている投資」について質問を行うと、最も多い回答が「株式投資」(50.8%)、次いで「投資信託」(43.8%)、「仮想通貨」(15.4%)、「FX(外貨為替取引)」(13.8%)、「個人向け国債」(12.6%)という結果に。なお利用する口座に関して聞くと、「株式投資」を行なう人に最も多く利用されているのは証券会社の専用口座で、他にも銀行の専用口座、一般NISAの口座、iDeCoの口座と続いた。「投資信託」では積み立てNISAの口座が多い結果となった。
「手取り収入の何%を投資や貯金に充てているか」という問いについては、「投資」に充てる比率は「手取り収入の5%未満」(52.2%)と半数を占めた。一方「貯金」に充てる比率において「手取り収入の5%未満」は35.8%に留まり、「手取り収入の5%以上を貯金に充てている」方は64.2%と多数派に。投資と貯金を比較すると、やや貯金に重きを置いている方が多いことがわかった。