大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は12日、御堂筋線の梅田駅に可動式ホーム柵を設置し、3月下旬から運用を開始すると発表した。御堂筋線全駅と四つ橋線大国町駅では、2021年度までに可動式ホーム柵の設置を予定している。

  • 御堂筋線天王寺駅に設置された可動式ホーム柵

可動式ホーム柵は、駅利用者のホームからの転落、ホームでの列車との接触を防止するための設備で、列車が到着したときのみ、扉部分が列車のドアと合わせて開閉する。梅田駅では、2~3月にかけてホーム柵設置工事を行い、3月下旬に運用を開始する予定となっている。

御堂筋線では、心斎橋駅、天王寺駅、なかもず駅、江坂駅、新大阪駅ですでにホーム柵を設置済み。現在は西中島南方駅で設置工事を実施しており、1月下旬に運用を開始する予定。中津駅でも1~2月にかけて設置工事を実施し、2月下旬に運用を開始する予定となっている。