再びの緊急事態宣言で、在宅勤務をする方がまた増えそうなこの冬。猫と一緒に暮らす方にとっては、一日中愛猫と一緒にいられる楽しみもあるかもしれません。

しかし、猫にとって「ずっと飼い主がいる普段と違う生活」はストレスになることも……。そんな在宅勤務の猫飼いさんに向けて、Twitterで獣医にゃんとす(@nyantostos)さんの呼びかけが話題になっています。

これからおうち時間が増える方に知っておいてほしいのですが、前回の緊急事態宣言中は猫ちゃんの体調不調が増加したそうです。家族がずっとおうちにいることで、生活リズムが崩れ、ストレスだったのでは。もふもふしたい気持ちはグッとこらえて、そっとしておいてあげましょう。寝顔で癒されるのです(@nyantostosより引用)

猫と一緒に過ごす時間が増え、普段見慣れない姿や寝ている様子を見るとつい構ったりなでたりしたくなる気持ちもわかりますが、それがストレスになるかもしれないとのこと。

このツイートに対して、「距離感が大事ですね」「ついつい抱っこしちゃうんです」とわが身を振り返る方もいれば、「年末年始で家族がみんな家にいたら朝ごはんを食べなくなりましたが、仕事が始まったらきちんと食べるようになりました」「在宅始めた頃は、絶対に触られまいとトイレのタンクの下に隠れてたなぁ」と、体験談を語るコメントも寄せられました。

今回のツイートが、多くの飼い主さんから反響を受けたことについて獣医にゃんとすさんにお話を聞いたところ、「このツイートを見た飼い主さんが"猫主導"を意識することで、おうち時間が猫にとっても人間にとっても良い時間になればいいなと思います」とのこと。

また、在宅勤務でずっと猫と一緒にいると、いつもと違う時間にご飯をおねだりされて困る……という方もいるかもしれません。それに関して聞いてみたところ、「ご飯のおねだりはそこまで敏感になる必要はなく、1日のトータル量を増やさないように気をつければ、あげたら良いと思います。あくまで猫主導を意識するという感じで、リラックスしている猫に無理やり構ったりするのは避けてください」とのこと。

普段と違う生活リズムになる在宅勤務、ちょっと気を遣うことで、猫も人も過ごしやすく暮らしたいものですね。