リスクモンスターは1月7日、第6回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査の結果を発表した。調査期間は2020年11月9~25日、調査対象は大学1・2年生、有効回答は400人。

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「地方公務員」が6回連続1位に

ランキング1位は「地方公務員」(10.5%)。以降、2位「国家公務員」(7.0%)、3位「ソニー」(6.0%)、4位「アップル(Apple)」(5.8%)、5位「グーグル(Google)」・「任天堂」(各5.0%)、7位「全日本空輸(ANA)」(4.8%)、8位「楽天」(4.3%)、9位「トヨタ自動車」(4.0%)、10位「NTTドコモ」・「東海旅客鉄道(JR東海)」(各3.8%)と続いた。

前回調査と比べると、「地方公務員」は6回連続1位、「国家公務員」は2回連続2位を維持。他方、民間企業では「ソニー」「アップル」などの電気機器製造業や、「楽天」「NTTドコモ」などのIT関連企業が順位を上げた。

  • 第6回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」ベスト20

男女別にみると、男性は前回2位の「国家公務員」が9位にランクダウンした代わりに鉄道各社の人気が高まった。一方、女性は従来人気があった航空会社の人気がさらに上昇した。航空会社はコロナ禍に伴う業績悪化により厳しい経営状況が続いているが、人気に悪影響は及んでおらず、同調査では「大学1、2年生は夢や憧れなどイメージ先行で選んでいる様子がうかがえる」と分析している。

また、最低限実現したい生涯最高年収を尋ねたところ、「500万円以上600万円未満」が最も多く16.8%。次いで「400万円以上500万円未満」と「600万円以上700万円未満」が同率の同12.3%で続いた。なお、1年生や男性では「1,000万円以上1,500万円未満」の高年収を求める割合(1年生12.4%、男性14.5%)が多かった。