東京都交通局は、乗務員の新型コロナウイルス感染症への感染等により、通常の7割程度の運転としていた都営大江戸線について、所属職員の職場復帰が順次見込まれることを理由に、1月12日から通常ダイヤで運行すると発表した。
都営大江戸線では、清澄乗務区所属職員が新型コロナウイルス感染症に感染するなどの影響により、12月27日から通常の7割程度で運行。現在、日中時間帯はおおむね10分間隔(光が丘駅から都庁前方面、門前仲町駅から大門方面など一部区間はおおむね5~10分間隔)、早朝・深夜はおおむね10~25分間隔となっている。臨時ダイヤでの運行は1月11日までとされ、1月12日の始発から通常ダイヤでの運行を再開する。
清澄乗務区では、12月23・24日に専門業者による一斉消毒清掃を行い、12月25日以降、全職員へのPCR(自主的スクリーニング検査)を順次実施したという。東京都交通局は清澄乗務区職員の感染状況等に関して、12月15日から1月7日までの間、「有症状で新型コロナウイルス感染が確認された者は20名、無症状の全職員を対象とした自主的スクリーニング検査により陽性となった者は19名」「感染が確認された者との濃厚接触者として自宅待機とされたのは4名」と発表している。
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