TBS開局70周年記念 舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣- Supported by くら寿司の公開ゲネプロが、9日に東京・IHIステージアラウンド東京で行われた。
同作は『刀ステ』と呼ばれるシリーズの最新公演。名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案に舞台化し、圧倒的な人気を博している。2021年は360°の回転ステージであるIHIステージアラウンド東京で、舞台『刀剣乱舞』大坂冬の陣/大坂夏の陣と2作続けての公演を行う予定だ。
10日より開幕する「大坂冬の陣」には、本田礼生(一期一振役)、前嶋曜(鯰尾藤四郎役)、北川尚弥(骨喰藤四郎役)、佐々木喜英(宗三左文字役)、松田凌(加州清光役)、北乃颯希(太閤左文字役)、鈴木裕樹(真田信繁役)、姜暢雄(大野治長役)、小松準弥(豊臣秀頼役)、日南田顕久(弥助役)、安田桃太郎(阿形役)、杉山圭一(吽形役)、松村雄基(徳川家康役)、そして荒牧慶彦(山姥切国広役)が出演。豊臣と徳川最後の戦いとなる「大坂冬の陣」を舞台に、様々な思惑と信念がぶつかり合う壮大な人間ドラマが繰り広げられる。
初のIHIステージアラウンド東京となった今回の公演では、客席が回転する同ステージの特性を生かした場面転換はもちろん、スクリーンも大胆に活用。刀剣男士たちがステージとともに駆け続ける殺陣や、セットを利用した殺陣など見せ方も多岐にわたり、これまで同会場で行われた公演を見てきた観客も唸るような内容となっている。公演はIHIステージアラウンド東京にて、1月10日〜3月28日。
本田礼生 コメント
ついに開幕しました。
多くの方に応援していただいているこの作品に出演出来る事を、改めて幸せに思います。
演劇をやる事が難しい世の中ですが、この作品が少しでも光になるように、精一杯頑張りたいと思います。
劇場にお越しいただいたお客様にも、残念ながらそれが叶わない方にも、全てのファンの皆様に届くように、一期一振として生きていきたいと思います。
前嶋曜 コメント
歴史ある作品に携われた事、本当に嬉しく思います。今作、刀ステ史上最大のスケールでお送りします。
稽古場では、一人一人が支え合いながら情熱をもってこの作品と戦ってきました。
なかなか身動きが取りづらい状況ではありまずが、皆様に何かの力になる事を願い、キャストの皆さん、スタッフの方々と共に、これまで創り上げてきたものを全力で届けていきます。
北川尚弥 コメント
まずはこうして舞台に立つことができるということに感謝しています。
そしてIHIステージアラウンド東京という劇場で公演をすることにより、舞台『刀剣乱舞』の世界観をより壮大に皆さんにお届けできると思っております。
100公演とロングラン公演となりますが、1公演1公演大切に物語を創り上げていきます。
皆さんに楽しんでいただけますよう、全力で演じさせて頂きますので、最後までご声援の程、よろしくお願いします!
佐々木喜英 コメント
約4年ぶりに舞台『刀剣乱舞』の世界に帰って来る事が出来てとても嬉しく思っています。
虚伝を乗り越え、成長した宗三左文字の姿にも是非ご注目いただけると幸いです。
昨今の状況の中で舞台に立てる場をいただける事に感謝し、1公演1公演、皆様にお会い出来る喜びを噛み締めながら、無事に千秋楽まで駆け抜けられるよう、気を引き締めて参りたいと思います。
是非ご期待ください。
松田凌 コメント
2021年、新年を迎えての初めての観劇に相応しいスケールの大きい作品となりました。
こんな時代ではありますが、こんな時代だからこそ届けたいものがあります。
明けない夜はない、止まない雨もない。
我々が紡ぐ蒼き空をどうか観にいらして下さい。
誠心誠意、精魂込めて演じさせて頂きます。
劇場にて心よりお待ちしております。
北乃颯希 コメント
まずはこの状況下で公演ができる事を嬉しく思います。
そして刀ステファンの皆様、改めまして太閣左文学を演じさせて頂きます北乃颯希です。僕は今回この刀ステに初参加なのですが、稽古が進むにつれてカンパニーのみんなの熱さが自分に伝わってきました。僕も負けられないぞという負けん気精神で、稽古に全身全霊をかけてきました。
IHIステージアラウンド東京に立てる喜びを胸に、日々精進していきますので、是非大坂冬の陣公演を楽しみにしてください!!
荒牧慶彦 コメント
大坂冬の陣、夏の陣はこれまでの刀ステ史上最大規模の殺陣、ステージング、物語となります。
次の夏の陣に繋げるためにも冬の陣公演をしっかりと戦い抜きたいと思っています。
まだまだ気をつけなければならないことは多いですが、しっかりと気を引き締めて公演に臨みます。
皆さんも楽しみに。
そして、体調には気をつけて元気にお会いしましょう。
参る!!
あらすじ
歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。時の政府は「 審神者(さにわ)」なるものたちに歴史の守護を命じる。
その審神者の物の心を 励起する力によって生み出された「 刀剣男士とうけんだんし」たちは、さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。
慶長十九年、大坂。
方広寺鐘銘事件を発端に、豊臣と徳川の衝突は避けられないものとなっていた。
戦国時代最後の戦いとなる大坂の陣が目前に迫る時代に、本丸より出陣した六振り。
徳川陣営の偵察を進める一期一振、鯰尾藤四郎、骨喰藤四郎。時間遡行軍による干渉は確認できなかったが、徳川本陣を偵察した鯰尾が、家康の傍で怪しげな従者を見かけたと報告する。さらなる調査のため、再び徳川本陣の偵察へと向かう鯰尾と骨喰。一期は異変を知らせるため、隊長である山姥切国広たちのもとへと向かった。
その頃、山姥切、加州清光、宗三左文字は、潜入調査のために真田丸に入り込んでいた。大坂冬の陣の要となる出城であったが、未だ改変の兆しは表れていなかった。
山姥切たちはその真田丸で、かつて小田原の地で戦った男と再会する。今は豊臣秀頼に仕えているという男の存在に、山姥切は不穏な気配を察するのだった。真田丸で合流した一期は成りゆきから、時間遡行軍に命を狙われる秀頼を護衛することとなる。
果たして、大坂の地で何が起きているのか?
そして謎の刀剣男士・太閤左文字との出会いが、一期たちにもたらすものとは…。
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