「岡山県といえば?」という質問に、みなさんはどんな回答をしますか? 桃太郎、倉敷、はたまた芸人の千鳥か。いやいや、岡山をなめてもらっちゃ困ります。岡山出身の筆者が自信を持って言える魅力。それは「岡山駅のクリスマスイルミネーションがめちゃくちゃダサい」ことです。
Twitterでバズった岡山駅のイルミネーション
「岡山県のイルミネーションがダサい」ことは、地元の人しか知らないローカル情報。ですが、先日Twitterで「ダサいで有名な岡山駅イルミネーション」のツイートが3万件近くリツイートされバズっていました。いよいよ岡山県の新たな魅力が全国に広まる時がきた……!
冬の風物詩ともいえるこのダサいイルミネーションは、桃太郎像と噴水が待ち合わせスポットにもなっているJR岡山駅前の広場で楽しむことができます。
例年この桃太郎像さんにはなんらかの装飾が施されるのが常なのですが、なんと今年はミラーボールが登場。「桃パッカーン! からのツレと一緒に鬼退治行くぜ!」と言い出しそうなパリピ桃太郎が爆誕しました。
ちなみにこの桃太郎像、中学校の卒業式シーズンになると袴や刺繍の入った学ランを着たヤンキーたちがこぞって登ろうとします。警察官との攻防の様子はTVでも紹介されていたりするので、興味がある人は探してみてください。
イルミネーションは桃太郎像だけじゃない!
この岡山駅のイルミネーション、毎年グレードアップやデザイン変更されているのですが、なぜか安定してダサい。なんでそうなるの? っていうくらいダサい。
しかもイルミネーションは桃太郎にだけじゃなく駅前広場を使ってなかなか広範囲で行われているんです。
けっこう頑張っていると思いませんか? ただ、見応えがあるゆえに、ダサさが際立つという悲しい事例。とはいえこのダサさがジワジワとクセになる。安心感や愛しさすら湧いてくるまさに憩いのイルミネーションです。
ちなみに桃太郎の後ろに立つビルもクリスマス仕様になるのですが、ここもいい感じにダサい。角度を変えるとこんな感じです。
たしかにクリスマスっぽいけど、プロジェクションマッピングしろとは言わないが、もう少しおしゃれにできんのか……。
"ダサイルミネーション"を探してみは
毎年趣向を凝らしては、ダサいイルミネーションを完成させてしまう岡山駅。この冬のイルミネーションはもう終了してしまいまいしたが、来年はどんな仕上がりになるのか期待大ですね。そのころにはコロナが収束してることを願い、機会があれば一度覗いてみてください。
意外と都会にも"ダサイルミネーション"が隠れているかも?