LINE Payは、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で停止していたゆうちょ銀行との連携サービスを、1月13日に再開すると発表した。
LINE Payでは、2020年9月16日以降、安全点検のため全連携銀行のうち74行の新規口座登録および残高チャージを停止していた。同サービスにおける本人以外による不正利用事案は、2020年では計3件・被害総額748,940円だった。
連携再開後はセキュリティ対策を強化。以前は銀行口座の登録、オンライン本人確認(eKYC)のどちらかを本人確認としていたが、ゆうちょ銀行および、準備中の各行との連携再開時においては、対象銀行を利用しているユーザーはオンライン本人確認(e-KYC)認証が必須となる。ただし、すでに写真付き身分証で本人確認が完了している場合は、e-KYC認証をする必要はない。
また、本人確認が完了した後にも、24時間365日体制で取引を常時モニタリング。ターゲットとされやすい傾向にあるユーザーや一部銀行に対しては、チャージ額の低減や取引制限、本人確認の追加実施など、複合的な防犯処置を引き続き行っていくという。