配信技研は、2020年に日本国内で開催されたゲームの競技的大会のライブ配信の合計視聴時間に基づいて選出した「Esports Tiers in Japan 2020」を発表した。
それによると、視聴時間1億分以上の「Tier1」は『リーグ・オブ・レジェンド』『Shadowverse』『VALORANT』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『IdentityV 第五人格』『PlayerUnknown's BattleGrounds』、視聴時間3000万分以上の「Tier2」は『Apex Legends』『レインボーシックス シージ』『ストリートファイターV シリーズ』『PUBG MOBILE』『荒野行動』、視聴時間1000万分以上の「Tier3」は『スプラトゥーン2』『グランブルーファンタジー ヴァーサス』『プロ野球スピリッツA』『モンストスタジアム』『鉄拳7』という結果になった。
このTierは、決定的で網羅的であるリストという訳ではではなく、視聴データに基づいて各ゲームタイトルの競技シーンを区分したもの。ゲーム自体の完成度やユーザー数の優劣を決めるものではなく、ゲームごとのプレイヤーの部分集合である「国内の競技シーン」の盛り上がりを見るための一つの指標だ。
各ゲームタイトルの個人ライブ配信や、大会ライブ配信のアーカイブを視聴した時間は含めていない。物理的な集客数も考慮しておらず、あくまで競技的な大会のライブ配信のみを参入しているという。「競技的な大会の定義」については配信技研が定めたものを使った。
また、2020年に日本国内で大会を開催していたゲームタイトルは60以上あり、今回のTierで20タイトル未満に落ち着くようにまとめたため、Tier3に含めたタイトルも国内では視聴時間が大きく、相対的に低いわけではないという。