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【この記事のエキスパート】
プロスノーボードコーチ:出口 超
京都府舞鶴市生まれ。日本体育大学卒。SIA(日本プロスキー教師協会)教育部技術委員スノーボードデモコーチ。力学に基づいたスノーボード理論を2006年に構築。
著書に「もっとカッコ良く滑るスノーボード」(メイツ出版)、「はじめてでも絶対うまくなるスノーボード」(主婦の友社)、自費出版によるe-book「もっと優雅にカッコ良く滑るスノーボード」(Kindle)などがある。
人の骨格やバランスに応じたレッスン・バインディングのセッティング診断に定評あり。スノーシーズンは主に、神立スノーリゾート(新潟県)で自身のレッスンプログラム「超塾」を開催。夏場は地元舞鶴市にてスクーバダイビングとSUPのガイドをしている。
ドライスーツは寒い季節のマリンアクテビティに欠かせないアイテム。カヤックやダイビング、釣りなどでも活躍します。この記事では、ドライスーツの選び方のポイントとおすすめ商品を紹介。人気のモビーズをはじめ、水密性と保温性にすぐれた商品をピックアップしています。
身体を濡らさずに保温
ドライスーツの特徴
高い防水能力が魅力のドライスーツ。防水ファスナーや首・手首まわりには高密度の素材が使われており、スーツの中に水が入ることがありません。身体を濡らさずに保温しながら、マリンスポーツを楽しめる画期的なアイテムです。冬のダイビングやサーフィンなど、夏とはまたひと味違った海を楽しむことができますよ。
ドライスーツの選び方
それでは、ドライスーツの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは以下です。
【1】ドライスーツのタイプから選ぶ
【2】防水シールの素材をチェック
【3】使い勝手や着心地のポイントにもこだわろう
【4】ドライスーツの値段はどのくらい?
【5】本格的に選ぶならセミオーダーという選択も
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ドライスーツのタイプから選ぶ
ドライスーツは大きく分けると2種類あります。ビジュアル面と着用感も大きく異なります。
ここでは、それぞれの特徴や使い勝手などについて詳しくご紹介します。使用目的に応じてぴったりのタイプを選びましょう。
▼シェルタイプ|薄手でかさばらない
レインコートのようなナイロン素材で作られているものが多く、丈夫で着脱しやすいのが特徴です。素材が薄いため、持ち運びや収納時にかさばらないのもメリット。荷物が多い人にもうれしいタイプですね。
ただし、薄いぶんスーツ自体の保温性は低いです。そのため、体を保温するために厚手のインナーを着用することが必須になります。
▼ネオプレーンタイプ|保温性が高く動きやすい
販売数も多く、バリエーション豊かなネオプレーンタイプ。特徴は、ウエットスーツのような見た目で、同じくネオプレーンゴム素材が使われています。
フィット感が高く柔軟性もあるため動きやすいのがメリット。素材自体に保温性があるので、冬のダイビングでも薄手のインナーで水に潜ることができます。
【2】防水シールの素材をチェック
水が入りやすい首回りや手足首に施されている防水シール。使われている素材は、大きく分けて2種類。それぞれ機能面やフィット感に違いがあります。
両タイプの特徴を知った上で、目的や好みの使い心地のものを選べるといいですね。
▼ラテックスゴム|密着度高め
肌との密着度が高いラテックスゴムは、ぴったりと肌に密着することにより、水の侵入を防いでくれます。ひとつ欠点を挙げるとすると、耐久性がやや低いため、一定期間を経過すると修理や買い替えが必要になる点です。
ですが高い水密性により、水中でハードな動きをしてもスーツの中に水が入る心配がないのが大きな魅力です。
▼ネオプレーンゴム|圧迫感が少ない
ラテックスゴムと比べると密着度が低いため、着脱がかんたんなネオプレーン。長時間着用していても、圧迫感がなく過ごしやすいのが魅力です。
ただ、水密性が低いため、穏やかな動きのアクティビティに向いている素材です。耐久性に優れている点も長所のひとつです。
【3】使い勝手や着心地のポイントにもこだわろう
購入後にイメージと違った、使い勝手に少し問題があるなどのトラブルを招かないためにも、以下のポイントも購入前に要チェック。
ビジュアルや素材以外にも、うっかり見落としがちな足先の構造やジッパーの位置にも注目しておきましょう。
▼足先の構造をチェック
足先まですっぽりと覆う「ブーツ・ソックスタイプ」は、保温性が高く、冷たい海に入るときにぴったり。足先も濡れる心配がないので、摩擦もなく着脱も比較的かんたんに行えます。
一方、「アンクルシールタイプ」は足首までしか覆われていないので、踏ん張ったり、絶妙なバランス感覚が必要なスポーツなどを楽しむのに向いていますよ。
▼ファスナーの位置も重要
シェルタイプはフロントファスナーの商品が多く、一人で着脱しやすいのがメリット。
ネオプレーンタイプは背中にファスナーがある「バックファスナー」が主流です。着脱には慣れが必要な場合がありますが、潜水中はあまり動かさない背中部分にファスナーがあるので、動きやすいのが特徴です。
また、男性は脱がずにトイレに行ける「スモールジッパー」付きのものが使いやすいでしょう。
【4】ドライスーツの値段はどのくらい?
ドライスーツの相場は安いものだと5万円から、高いものだと30万円を超える商品まで値段に幅があります。品質や耐久性を考慮し、初心者の人はまず5~10万円前後のアイテムから選んでみてください。
決して安い買い物ではないため、クオリティと価格のバランスや購入者の口コミ・レビューなど、多方向から見極めて選びましょう。
【5】本格的に選ぶならセミオーダーという選択も
既製品で自分に合うものがなかなか見つからない場合は、セミオーダーも検討してみてください。
特に、首や手首まわりのフィット感に違和感を感じる場合は、水の侵入や機動性に影響します。自分の体にぴったり合ったサイズなら、水の侵入の心配もなく安心しアクティビティを楽しむことができます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)