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【この記事のエキスパート】
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター:瀧本 真奈美
株式会社クラシングR 代表取締役
化粧品会社勤務、看護師を経て転職。
整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。
出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。
専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。
SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。
薄型マットレスは軽くて持ち運びがしやすく、2段ベッドなどにも使えて便利な寝具です。本記事では、メリット・デメリットの解説、また薄型マットレスの選び方とおすすめ商品を紹介。高反発の商品やポケットコイルを使用した商品、収納しやすい折りたたみタイプなど厳選しました。
薄型マットレスのメリット・デメリット
薄型マットレスのメリットとデメリットを解説していきます。しっかりと理解して、自分に合った商品を選びましょう。
メリット
薄型マットレスのメリットは、厚みがあるマットレスに比べて安い&薄くて軽いので持ち運びがしやすいところです。また薄い分、柔らかいので三つ折りにしたり丸めたりできるものが多く、収納しておくことができるのでお客さま用としても重宝します。また、布団マットレスとしても使用することが可能。2段ベッドやロフトベッド用マットレスに使用することもできます。
デメリット
薄型マットレスのデメリットは、床やベッドのフレームに近いため、底づき感を感じたり、硬く感じたりする商品があるという点です。また湿気がこもりやすいため、厚みがあるマットレスに比べると耐久性が弱いという弱点も。こまめにお手入れする必要があるでしょう。
スプリングの種類・タイプ
コイル式マットレスとは、中身にバネ(スプリング)が使われているマットレスのこと。コイルにはボンネルコイル、ポケットコイル、高密度連続スプリングの3種類があります。それぞれの特徴を理解して商品を選ぶときの参考にしてくださいね。
コイル式の特徴
コイル式マットレスとは、中身にバネ(スプリング)が使われているマットレスのこと。コイルにはボンネルコイル、ポケットコイル、高密度連続スプリングの3種類があります。それぞれの特徴を理解して商品を選ぶときの参考にしてくださいね。
体をしっかり支えてくれる「ボンネルコイル」
ボンネルコイルはらせん状に巻いたコイルスプリング同士を連結しています。体をしっかり支える点、通気性がよく湿気がこもりにくい点などが魅力。ただしコイル同士が連結しているので、寝返りを打った際に揺れることがあります。
コイル式のなかでは比較的安価なので、コストを抑えたい場合はボンネルコイルタイプがいいでしょう。
体圧分散にすぐれている「ポケットコイル」
ポケットコイルはコイルスプリングをひとつずつ円筒形のポケット(袋)に入れ、それらを並べて敷き詰めたもの。体を点で支えるので体圧分散にすぐれています。ただポケットは布製のものが多く、ボンネルコイルより通気性は劣ります。
コイルのなかではやわらかめなので、かたすぎないほうがいいという方に適しています。
耐久性にすぐれた、高密度連続スプリング
高密度連続スプリングはコイルを高密度に敷き詰めたマットレスで、耐久性にすぐれているのが特徴です。かためのマットレスが好みの方、長く使えるマットレスを購入したい方におすすめです。
ノンコイル式の特徴
コイルを使っていないノンコイル式の薄型マットレスの場合、中芯にウレタンが使われていることが多く、ウレタンの弾力や反発性によって低反発マットレスと高反発マットレスに分けられます。
ノンコイル式を選ぶなら、かたさの好みや寝る姿勢を考えて、低反発と高反発のどちらが自分に合っているかを確認しておくといいでしょう。
体が沈み込むような感じになる「低反発マットレス」
低反発マットレスはやわらかくて体が沈み込み、包まれているような寝心地。また体の重い部分が沈み込むため、体重を全体に分散させられます。ただし沈み込みがあるぶん、寝返りが打ちにくい、蒸れやすいなどのデメリットも。
よく寝返りを打つ方が低反発マットレスを使うと、そのたびに体が沈み込み、負担がかかってしまうので注意してください。
スムーズに寝返りを打つことができる「高反発マットレス」
高反発マットレスは体が沈み込むことなく下から支えられます。スムーズに寝返りを打つことができ、体圧が分散され、体の一部分にだけ負担がかからない姿勢を保ちやすい点がメリット。
低反発マットレスに比べるとかためで、価格は高くなる傾向があります。
薄型マットレスの選び方
それでは、薄型マットレスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】硬さ
【2】サイズ
【3】折りたたみできるか
【4】厚さ
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】硬さをチェック
薄型マットレスを選ぶポイントでまず重要になるのが硬さです。N値であらわされる反発力や、実際の購入者が使用した感想を読むなどして、充分に確認しましょう。
一般的にN値が小さいほど反発が少なくやわらかいマットレスとなります。好みもありますが、やわらかすぎると腰が沈んで腰痛につながったり、かたすぎると体の緊張がほぐれず疲れが取れない場合も。適度なかたさのものを選びましょう。
【2】サイズをチェック
マットのサイズ展開は、各メーカーともシングル、セミダブル、ダブルが一般的で、さらに大きなクイーンサイズをラインナップしているところもあります。
床に直に敷いて使うなら、サイズは特に気にする必要はなく、使う人数によってサイズを選べば大丈夫です。すでに使っている布団やベッドのうえに敷いて使うなら、布団やベッドのサイズに収まるマットレスサイズを選ぶ必要があります。
【3】折りたたみできるかチェック
薄型マットレスには折り畳みができて収納がしやすいタイプもあります。しかし体圧分散が異なるため注意して選ぶ必要があります。
体圧分散しやすいがコンパクトになる「三つ折りタイプ」
三つ折りできるタイプのマットレスはクッションの割れ目があるところで体圧分散がうまくできず、肩や背中に過重負荷がかかることもあります。コンパクトに折りたためて収納には困りません。
体が疲れにくい「一体型タイプ」
寝心地を優先するなら折り目のない一体型のマットレスがおすすめです。割れ目がないことで体全体にうまく体圧分散ができ、疲れにくい睡眠がとれます。またなかには一体型でも折り畳みができるタイプも販売されています。
【4】厚さをチェック
薄型マットレスを選ぶ理由として「価格を重視」「持ち運びがしやすい」「ロフトベッドや2段ベッドに使用したい」などが挙げられるでしょう。ただ、あまり薄すぎると底づき感があるのでおすすめできません。
床に敷いて寝る場合、10cmぐらいの厚さがあればマットレス一枚で充分に寝られるでしょう。体重60kgぐらいまでの方なら、厚さ7cmでも寝られるかも。なお厚さ5cm未満のものはトッパ―という、マットレスの上に敷いて使うことになるので注意しましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)