GIGABYTEは1月7日、Intel Z490チップセットを搭載する同社マザーボード製品向けに新BIOSバージョン「F20」の提供を開始し、次世代Intel CoreプロセッサとPCI Express 4.0に正式対応することを発表した。製品ページのサポート欄から、順次配布が開始されている。
新CPUに対応し、新機能を有効化するBIOSアップデート。開発コード「Rocket Lake」こと、デスクトップ向け第11世代Intel CoreプロセッサではPCI Express 4.0をサポートし(関連記事)、ソケットは第10世代に続いてLGA1200が採用されるため、GIGABYTE製品ではBIOSアップデートを行うことでマザーボードを変更することなく、新CPUに対応して利用できるようになる。
新CPU対応やPCI Express 4.0対応のほか、AMD Radeon RX 6000シリーズなどのグラフィックスカードで利用できる機能「Resizable Base-Address Register」も新BIOSでサポートする。グラフィックスカード内のGDDR6メモリアクセスを高速化し、CPUの動作効率とゲーミング性能を向上させるという。利用にはUEFIの設定変更が必要になる。