エルザ ジャパンは、NVIDIA Ampereアーキテクチャを採用するプロフェッショナル向けのウルトラハイエンドグラフィックスカード「NVIDIA RTX A6000」の取り扱いを発表した。1月中旬から発売を予定しており、価格はオープンプライス。店頭想定売価は664,400円前後(税込)。
米NVIDIAが現地時間2020年10月5日に発表していた(関連記事)、ワークステーション向けのグラフィックスカード。10,750基に及ぶ大規模なCUDAコアと、48GBの大容量GDDR6ビデオメモリを組み合わせた極めて高い性能が特徴で、84基の第2世代RTコアと336基のNVIDIA Tensorコアを搭載してグラフィックス処理の他にデータサイエンス用途にも向くとしている。
第3世代NVIDIA NVLinkに対応しており、2つのNVIDIA RTX A6000を組み合わせて使用しても単一のスケーラブルなメモリ空間を利用可能。NVIDIA仮想GPU(vGPU)もサポートし、リモートユーザーは大規模でパワフルな仮想ワークステーションのインスタンスを利用できる。
カード本体はW266.7×H111.15×D37mmの2スロット厚で、OEMベンダーの幅広いワークステーションに搭載可能。映像出力端子にDisplayPort 1.4a×4を備えて最大4画面の同時出力を行える。消費電力は300Wで、補助電源コネクタにCPU用の8pin電源コネクタ×1を要求する。対応OSはWindows 10 / Windows Server 2019 / Windows Server 2016 / Windows Server 2012 R2 / Windows Server 2008 R2 / Linux (64bit)で、vGPUはNVIDIA GRID、 NVIDIA RTX Virtual Workstation、 NVIDIA Virtual Compute Serverで利用できる。