学情は1月6日、「就活学生の転勤」に関する調査を発表した。調査は11月16~29日、「あさがくナビ2022」の来訪者303人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「転勤のある企業、転勤のない企業のどちらを希望しますか?」と聞いたところ、「転勤のある企業」(3.0%)、「どちらかと言えば転勤のある企業」(8.3%)、「どちらかと言えば転勤のない企業」(38.3%)、「転勤のない企業」(31.7%)、「転勤の有無は企業選びの基準にならない」(18.8%)となった。

  • 転勤のある企業、転勤のない企業のどちらを希望しますか?

また、「コロナ禍で『転勤』に関して、考えの変化がありましたか?」と尋ねると、「より転勤のある企業を希望」(3.0%)、「どちらかと言えば転勤のある企業を希望」(9.9%)、「どちらかと言うと転勤があっても許容するようになった」(10.9%)、「転勤があっても許容するようになった」(12.5%)、「どちらかと言えば転勤のない企業を希望」(28.1%)、「より転勤のない企業を希望」(35.6%)となっている。

  • コロナ禍で「転勤」に関して、考えの変化がありましたか?

さらに、「転勤があっても許容するようになった理由」を聞くと、「オンラインでできることが増え、住む場所にこだわらなくなったから」(52.1%)、「複数拠点があるほうが、選択肢が増え希望にあった働き方ができそう」「テレワークのなどで場所を選ばずに仕事をできるようになったから」(36.6%)、「求人が減っているから」(25.4%)、「地方の暮らしにも魅力を感じるようになったから」(22.5%)、「都市部で働くことにリスクを感じたから」(9.9%)という結果だった。

  • 転勤があっても許容するようになった理由