OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「GMT」です。
「GMT」はメカニカルなビジュアルのスマート世界時計
GMTといえば、「エクスプローラ」と同じく有名時計ブランドのロングセラーモデルのひとつ。元々は世界を飛び回るパイロットのために設計されたものです。内側のダイヤルは長針・短針で現在地の12時間表示、外側のダイヤルは1本の赤い針で別の都市の24時間表示となっており、表示する都市はプリセットまたは「時計」アプリの「世界時計」リストから選択して設定できます。2色のトーンはその都市の日の出・日の入り時刻を反映しています。
都市を選択するには、文字盤をタップ→デジタルクラウンを回してリストから都市を選択→チェックボタンをタップします。
情報量と実用性
2地点の時刻表示に日付+4つのコンプリケーションが配置され、情報量は多めながら視認性は良好で、実用性の高さは文句なし。カラーのカスタマイズでは外側ダイヤルのカラーを変更可能。これに合わせてコンプリケーションも明るいグレーまたはキーカラーで表示されるので、文字盤上が統一感ある色味になります。
おススメの使い方
仕事で時差のある相手とやりとりをする方には、相手側の現在時刻、朝か夜かが一目でわかって便利です。そうでない方も「UTC」で世界標準時を表示させたり、「東京」で昼と夜の長さを視覚化して楽しめます。ハードでメカニカルなデザインは、リンクブレスレットやレザーリンクなどガッチリしたバンドにピッタリです。