テレビ東京は、1日にバラエティ番組『ニッポン不便大賞』(23:00〜24:30)を放送する。
同番組では、便利なことだらけの令和の時代に“あえて”不便な生活を送る人たちに注目し、彼らはどんな生活を送り、なぜその道を選んだのかを紹介。不便だけれど幸せに暮らす日本一素敵な“不便さん”を探すバラエティ番組となっている。MCはアンタッチャブルが務め、ゲストに森川葵、VTRでとにかく明るい安村、安藤なつ(メイプル超合金)、じゅんいちダビッドソン、ワタリ119が出演する。
アンタッチャブル コメント
・収録を終えた感想
柴田:番組に出てきた不便さんは皆さん本当に楽しそうで。あたりまえがあたりまえじゃなくなったときに、楽しくなるんだろうなと思います。とてもあこがれるところはありますが、すべてを捨ててそこに飛び込むことは難しいな、と思います。
山崎:電話が繋がったり電気のLEDがついたりしたら、今日から1つ1つに「ありがとう」って言っていきたいですね。このインタビューだって、(あたりまえに便利に使っている)ボイスレコーダーにも終わったら「ありがとう」って言いたいですね(笑)。番組に出てきた不便さんは、(携帯の電波の届かない山にアマチュア無線のアンテナを1人で建てたり)すべて1からやる人で、その方々のチャレンジスピリットみたいなのはすごいと思いますね。
柴田:そして、(出てくる不便さんは)みんなとにかく明るい! (リポーターの)「とにかく明るい安村」がくすむくらいの明るさだったしね(笑)。楽しいじゃないですか。(元サッカー日本代表の)久保さんなんか、東京で暮らしているときは(試合後の)インタビューは全然できなかったけど、今なんか楽しそうにインタビュー受けてくれてるし。変わるんですよ、やっぱり。やりたいことやれてるってね。
・みどころ
柴田:出てくるもの出てくるもの驚けること、というか、不便の中にもやっぱりあこがれの部分がありましたね。山買ってアンテナ作っちゃったりとか、塩作りとか個人でやっちゃうんだ、とか、なんかチャレンジしてみたいな、不便な中にもこんなことできるんだ、など楽しめることがいっぱい転がっているので、そこをぜひ見てもらいたいです。
山崎:細かい(リポーターの)芸人さんの努力の方も見てほしいです。出てくる不便さんがパンチが強すぎて、芸人さんがうっすらかすんじゃってるところもあるので。そこらへんも、細かいところに笑いがあるので、注目してみていただきたいです。
藤枝彰プロデューサー(テレビ東京) コメント
便利すぎるこの時代でも“あえて不便”な生活や趣味を楽しむ人たちがいます。
密着してみるとありえないほど大変すぎて笑えることだらけでした。しかし過酷な生活に真摯に向き合う姿は現代の我々が忘れかけている本当の“心の豊かさ”とは何なのかを考えさせてくれます。便利さばかりが求められがちなこんな時代だからこそ見てほしい、笑えて感動できるドキュメントバラエティです!