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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。
愛車を磨いたり洗車後のワックスがけをするときにあると便利な「車電動ポリッシャー」。キズが目立たなくなるように磨いたり、ワックスがけをスピーディーに行うことができます。ここでは車電動ポリッシャーの選び方を解説し、おすすめの商品をご紹介していきます。
車電動ポリッシャーとは
自分で愛車のメンテナンスをする人にとって、研磨やワックスがけは時間と手間がかかるものですよね。そんなときに便利なのが車電動ポリッシャー。
車電動ポリッシャーは、車体を研磨しながら汚れを除去する電動の工具です。キズが目立たなくなるように磨いたり、ワックスがけをスピーディーに行なえるので便利です。
また手作業よりも格段に時間を短縮でき、しかもプロに任せたようにピカピカに仕上がります。この機会に、自分が愛用できる商品を見つけてみてはいかがでしょうか。
車電動ポリッシャーの選び方
まず、車電動ポリッシャーにはどんなタイプがあるのかを解説し、それぞれの特徴とポイントをご紹介します。
3つのタイプから選ぶ
車電動ポリッシャーには、大きく3つのタイプに分けることができます。それぞれどんな特徴があるのかを把握したうえで、自分に合ったものを探す際の参考にしてみてくださいね。
初心者向け! 上下運動+回転「ダブルアクション」
ダブルアクションとは、回転運動と偏芯運動をあわせたタイプ。磨いた後に丸い磨きキズが残りにくいのがメリットです。研磨力が比較的弱いので塗装面をキズつけにくいという特徴があり、初心者でも扱いやすいでしょう。2種類の動きを同時に行なうため、ワックスがけやコーティングに多く活用されます。
使い慣れている方に「シングルアクション」
研磨作業に慣れている方は、回転運動のみのシングルアクションタイプが向いているでしょう。研磨力にすぐれているため、こまかい作業にも対応。深いキズや板金塗装の跡も消すことができます。ただし、磨きキズが目立ちやすいのがデメリットです。
幅広い場面で役立つ「ギアアクション」
ギアアクションタイプは、シングルアクションとダブルアクションの中間のトルクを持っています。一方向への回転にギアの変則的な動きが加わったポリッシャーで、研磨する力も強すぎず弱すぎずちょうどよいのが特徴。繊細なキズから深いキズ、さらには水アカ落としまでオールマイティに使えるタイプです。
パワーに差が出る! 電源のタイプもチェック
車電動ポリッシャーの電源の種類は、コンセント式と充電バッテリー式の2種類です。コンセント式はバッテリー式に比べ、途中で切れる心配がなく、パワー面や持続時間においても安定しています。充電バッテリー式はコードレスなので取り回しがしやすく、作業場所を選びません。
縦回転か横回転か? 作業しやすい形状を選ぶ
車電動ポリッシャーの形状は、縦回転と横回転があります。横回転のメリットは、車は縦面が多いので、自然に持ちながら当てられること。ただ、当てる力の入れ方が難しいので、初心者には向いていません。
縦型のほうは磨く面に力を集めやすいので持ちやすいという特徴があり、初心者にも扱いやすいでしょう。またポリッシャーの重量がなるべく軽いものを選ぶと、長時間の使用でも腕が疲れにくいですよ。
用途に合ったバフを選ぶ
ポリッシャーについているバフの種類を替えることによっても、仕上がりに差が出ます。それぞれどんな用途に向いているのかを解説していきます。
キズ消しや初期研磨に「ウールバフ」
ウールバフは研磨力が高く、研磨キズが残りやすいので仕上げ作業には向いていません。深いキズを落とすときや初期段階に使用するのが望ましいでしょう。また、ウールの毛足には長いものと短いものがあります。ボディに使うなら短めのものを選ぶといいでしょう。
仕上げの作業に「スポンジバフ」
スポンジバフは、おもに最終仕上げに使用するのがベター。軽度の洗車キズや水アカを消し、面を滑らかにできます。目の粗さによって「超微粒子」や「細目」「中目」など、段階的に使用するとより滑らかになり深いツヤも出ます。
SUV生活研究家からのアドバイス
初心者には偏芯軌道の「ダブルアクション」がおすすめ
【エキスパートのコメント】
効率よく塗装面を磨ける電動ポリッシャー。ただし磨きのプロが使わないと、かえって塗装面の状態を悪くすることも。はじめてポリッシャーを購入するなら、ダブルアクションといわれる偏芯軌道のものがいいでしょう。
トルクが強すぎないほうがアマチュアには作業がしやすいといえます。研磨剤などをつけるパッドを後から購入できるかどうかもチェック。パッドが使い切りという商品もあるので、注意しましょう。