◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子
紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。
お取り寄せできるうなぎは、名産地の新鮮なうなぎを真空パックなどで保存した状態で届けられるので、お中元や母の日・父の日ギフトにぴったりの食品。この記事ではギフト用うなぎの選び方と、国産うなぎのおすすめ商品をご紹介します。
ギフト用うなぎの種類
うなぎ好きの方でも、たれつきの蒲焼き、白焼き、うな重やうな丼、ひつまぶしなど、食べ方の好みはさまざま。贈る相手の好みがわかっている場合は、好みに合わせた品を贈るのがベストです。できればある程度好みをリサーチして、贈り先の方に喜んでもらえるうなぎを選びましょう。
蒲焼き|うなぎの定番! 甘辛のたれが絶品
うなぎといえば「蒲焼き」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。甘辛いたれでつけ焼きにしたうなぎは、ボリューミーで満足感もあります。蒲焼きはうな重やうな丼で食べる以外にも、う巻きやうなぎの棒寿司などアレンジも可能。幅広い年代の方に食べやすい味つけなので贈りものとしてもぴったりといえるでしょう。
また、「蒲焼き」には1尾まるごとの「長焼き」とカットしたものがありますので、ギフトとして選ぶときには確認してくださいね。
白焼き|お酒との相性バツグン
一般的な白焼きは、みりんと酒を塗って焼いているため、うなぎ本来の味わいを堪能できます。塩やわさび醤油などで食べるのがおすすめですが、さっぱり食べたい方はレモンを添えてもよく合います。
日本酒はもちろん、ハーブソルトやオリーブオイルを添えると白ワインにもよく合います。上質の塩や生わさび、お酒と一緒に贈るのも喜ばれるでしょう。
カットタイプ|大人数におすすめ
大人数のご家庭に贈るなら、一尾の長焼きよりも、カットされた蒲焼きやひつまぶし用のきざみうなぎなど、量の多い商品がおすすめです。切り分けるなどの手間も少なく、家族の好みに合わせて調理ができるので喜ばれるでしょう。
料理研究家からのアドバイス
贈る相手と予算に合わせて質と量のバランスを見極めよう
【エキスパートのコメント】
贈答用のうなぎ選びは意外と難しいものです。自他ともに認めるうなぎ好きの方へのギフトなら、ほんとうにクオリティが高い品でないと喜ばれません。かといって、子どもさんがいる家庭などに贈る場合はいくら上級品でも量が少なすぎると残念に思われてしまいます。
決まった予算の中で「質」「量」どちらを重視するかを贈る相手によって決め、そのうえでよりおいしいうなぎを選ぶために商品の特徴をしっかり確認してくださいね。
製法と特徴の違い
うなぎの調理法は、関東風と関西風で大きくことなります。どちらの調理法が好みかは分かれるところですが、贈り先の好みがわからない場合は、出身地や居住地に合わせて選んでみるといいでしょう。
関東風|ふっくらとした食感
関東風は、白焼きにして蒸すことと背側から開くのが特徴です。蒸す工程が入ることで、油が落ちながらふっくらとした仕上がりに。甘みのあないあっさりしたタレが江戸前うなぎです。
背側から開く理由は諸説ありますが、武士の多かった江戸では腹側から切ると「切腹」を連想させてしまうためといわれています。
関西風|パリッとした食感
関西風は地焼きという焼き方で、腹開きなのが特徴です。生のうなぎをじっくり直火で焼き、皮をぱりっと香ばしく焼きあげます。関東風のように蒸す工程がなく、トロっとした甘めの濃厚なタレが特徴。
関西は商人文化なので「腹を割って話す」のを好むことから、うなぎを腹開きするようになったという説があります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)