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【この記事のエキスパート】
一般社団法人Share the Happiness代表理事:酒匂 優海

一般社団法人Share the Happiness代表理事:酒匂 優海

日本では数少ないトレーナーとトリマーの二足の草鞋を履き、高齢犬のトリミングなどを積極的に行う。
また出張という飼い主さんとの近い関係性から病気予防や異変の早期発見、飼い主さんの悩み等、多方面から総合的なサポートをして、現在までに2万頭以上の犬と関わる。
「南極物語」「ハチ公物語」等日本の殆どの犬を題材とした映画のドッグトレーナー(宮 忠臣)を叔父に持ち幼い頃から犬と共に育つ。
元警視庁女性警察官。日本動物専門学校、専門学校日本動物21で専任講師を経て出張トリミング&トレーニング「犬のMIRAI」(現Treasure)を起業。
保護支援活動やセミナー、ライター活動も精力的に行なっている。


犬用の靴や靴下は、愛犬の足元を守ってくれる重要なアイテム。夏場はアスファルトによるやけど防止、冬の雪道は防寒の役割を果たしてくれます。本記事では、専門家への取材をもとに犬用の靴&靴下のおすすめ商品と選び方をご紹介!靴・靴下を嫌がる時の対処法も解説しています。チャート図に基づいたタイプ別診断も試してみてくださいね。

靴や靴下は
犬の肉球の保護や怪我予防に必要!

愛犬に靴や靴下を履かせることは、見た目がかわいらしくなる以外にも足元を守るというメリットがあります。

散歩中は地面を裸足で歩いている状態です。犬用の靴・靴下は夏はやけどから、冬は凍傷になることを防いでくれるといった役割も。さらに、ガラスや尖った石から肉球を守る効果もあり、怪我の予防にも効果的。室内でもフローリングの上で滑るのを防止することで足腰を痛めにくくなりますよ。

犬用の靴・靴下の選び方

出典:Amazon

犬用の靴と靴下を選ぶときは見た目や機能など、選ぶポイントがいろいろあって迷うところ。ここからは選ぶときに重視したいポイントを解説していきます。選び方のポイントは下記。

【1】サイズを正確に計測しておこう
【2】履かせやすく脱げにくい構造をチェック
【3】シーンや季節に適したアイテム選ぼう
【4】カラー選びはワンちゃんの毛色に合わせて

チョイスするアイテムによって使い心地にも違いが出るため、愛犬にとって履きやすい商品を選んであげましょう。

計測方法をチェック!
【1】サイズを正確に計測しよう

出典:Amazon

人間用と同じように、犬用の靴と靴下にもサイズがあります。事前に各足のサイズを正確に計測して、ぴったりのものを選びましょう。

<足のサイズの測り方>
①紙の上に犬を立たせて、ペンや鉛筆で足のふちをなぞってトレースする。
②足型の縦と横の一番長いサイズをメジャーや定規で計測しましょう。
③しっかりと立たせた状態で、足首の太さも測る。

【2】履かせやすく脱げにくい構造をチェック

出典:Amazon

犬用の靴と靴下で注目したいのが、履きやすさと脱げにくさです。履かせるのに苦労したり、すぐに脱げてしまったりするのは愛犬にとってもストレス。繰り返すと履き物自体がいやになってしまう可能性もあるので、脱げにくい工夫やすんなり履かせることができるつくりの商品を選んであげましょう。

<履かせやすい構造>
履き口が大きく開く、伸縮する素材がおすすめ。

<脱げにくい構造>
面ファスナーなどで脱げないようになっている、入り口部分が伸縮性する素材がおすすめ。

【3】シーンや季節に適したアイテム選びを

人は履く靴や靴下をシーンや季節に合わせて選んでいます。犬用の場合も同じように、着用するシチュエーションやシーズンを考えて選ぶのがポイント。目的に適した商品をチョイスして、愛犬が歩きやすい環境を整えてあげましょう。

夏用|耐久性と通気性がある靴のを選ぼう

出典:楽天市場

実は犬の足裏も人と同じように汗をかきます。人と同様に犬も足が蒸れるのを不快に感じるため、通気性にも注目しましょう。

夏の散歩では、耐久性と通気性が重要なポイント。夏のアスファルトは表面温度が60℃を超えることもあるので、熱に弱い材質だと溶けてしまう可能性があります。熱からしっかり守ってくれる商品を選びましょう。

冬用|防寒性が高く、滑り止めがついた靴を選ぼう

出典:Yahoo!ショッピング

犬は基本的には寒さに強い動物ですが、なかには苦手な犬種もいます。寒さが気になる季節に選びたいのが、防寒性にすぐれた靴です。内部に起毛素材を採用しているなど、保温性能が高い商品だと愛犬も快適。乾燥も防げるので、肉球のひび割れ防止に一役買ってくれます。

また、冬場の散歩には靴底の素材にも注目しましょう。ラバー素材を採用している商品なら滑りにくいので、快適に歩くことができます。

雨の日用|防水性の高いレインブーツを選ぼう

出典:Amazon

雨の日の散歩後に室内へ入るためには、濡れた毛や汚れた足をキレイにしなければいけません。レインブーツを履かせれば、足に付着する泥や砂に悩まされることが少なくなります。飼い主からすれば、面倒な作業が減るのはありがたいもの。

ブーツの素材は、シリコンやゴム製であれば防水性が高く、水を弾いてくれます。

室内・フローリング用|滑り止めつきの靴下を選ぼう

出典:Amazon

室内で使用する場合は、シリコンなどの滑りにくい素材を採用した商品や、裏に滑り止めがついているものを選びましょう。フローリングは滑りやすく、転んでしまうと捻挫や脱臼をしてしまうおそれがあります。また、成長期の犬であれば、骨格の成長にも影響する場合もあるので要注意。

また、犬のケガを防ぐ以外にも、フローリングや畳が爪で傷つくことも防いでくれる効果が期待できます。

ケガの保護用|靴下を履かせてキズ舐め・悪化を防ごう

出典:Amazon

散歩に出て外を走り回ったせいで、犬が足を怪我するのはよくあることです。怪我した足をそのままにしておくと、さらに状態を悪化させてしまいます。

足を怪我した犬には、傷を保護するために靴下を履かせてあげましょう。包帯を巻くよりも世話が簡単になりますよ。

足の怪我を保護する専用の靴下や靴も販売されているので、いざというときのために用意しておくといいでしょう。

【4】カラー選びはワンちゃんの毛色に合わせて

出典:楽天市場

犬用の靴や靴下のデザインを選ぶうえで注目したいのが、犬の毛色に合わせること。カラーリングをまとめることで、おしゃれに着用できるでしょう。カラーバリエーションが豊富な商品からチョイスするのも上手な選び方です。

また、目立ちやすい蛍光色を配色した商品を選ぶと視認性が高まり、万が一の事態を防ぐ効果も期待できます。

ドッグトレーナー&トリマーからアドバイス
ストレスを与えないように靴や靴下は少しずつ慣らしていこう

【エキスパートのコメント】

例年の猛暑に加え、災害大国でもある日本においてワンちゃんが靴を履くことは万が一の場合に足裏を保護してくれるので大切な一品です。

とはいえ、いきなり履かせることは避けましょう。四肢はワンちゃんにとって繊細な部分でもあるので、まずは室内で後ろ足から。うまく履けたらご褒美と共に褒めてあげて下さい。

その後、体重の多くを支えている前足に進みましょう。室内で履けるようになってから屋外へ。焦らずに少しずつ慣らすことが大切です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)