韓国LG Electronicsは現地時間12月29日、同社初のミニLED採用テレビ「QNED Mini LED TV」を、世界最大級の家電・テクノロジー見本市「CES 2021」にバーチャル出展すると発表した。
QNED Mini LED TVは、LGの2021年プレミアム液晶テレビの最上位製品としてアピール。2021年のラインナップには4Kモデルと8Kモデルがあり、最大86型までの10機種を用意する。
QNED TVに搭載するミニLEDのバックライトは、最大30,000個の小さなLEDで構成し、最大約2,500個の調光ゾーンと高度なローカル調光技術を組み合わせることで、「驚異的なピーク輝度」と100万:1というコントラスト比を実現(86型8Kモデルの場合)。量子ドット技術やNanoCell技術も採用する。これにより「優れたコントラストと深い黒、広い色域、驚異的な色精度を備えた優れたHDR画質」を実現するという。最大リフレッシュレートは120Hz。
LG ホームエンターテイメントカンパニー R&Dシニアバイスプレジデントのナム・ホジュン(Nam Ho-jun)氏は、「QNEDシリーズは他の液晶テレビとは一線を画す体験を提供する」と述べている。
LGは、米国時間1月11日から“オールデジタル”で開催される「CES 2021」のLGバーチャル展示ブースにおいて、QNED Mini LED TVを出展するという。