元宝塚トップスターの明日海りおと俳優の千葉雄大が、28日発売のファッション誌『Oggi』(小学館)2月号で対談。男前な2ショットを披露している。
来年1月公開のミュージカル『ポーの一族』で共演する2人が、対談ページでハンサムな2ショットを披露。明日海はイタリアのブランド、ヌメロ ヴェントゥーノのコート、千葉はルイ・ヴィトンのスーツに身を包み、役者として素敵なキャリアを重ねてきた30代の2人が、大人の魅力たっぷりにハイブランドを着こなしている。
対談は、そのかっこいい大人の仕事と美学について。役者という仕事について明日海は、「『明日海りおってこんなイメージだよね』みたいな色に染まって凝り固まりたくない。やわらかい感性のままいろんな役に出会っていきたいです」。一方の千葉は、「最近は、“何者でもない”という意識を持っています。そうすることで、たぶんだれにでもなれるから。俳優として常にフラットな人間でありたいと思っています」と、2人は同じような考え。
明日海は、絶大な人気を誇った宝塚の男役から、退団後は女優として活躍。千葉は、2016年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞して以来、その幅広い役作りは折り紙つき。お互いだれにでもなれる“フラットな人間”を体現してきた。
そんな2人が共演する『ポーの一族』、明日海は宝塚で過去に一度演じたことがあるに対して、千葉はミュージカル初挑戦。人気少女漫画が原作ということもあって、「お客さんも思い入れのある作品だと思うので、その想いに応えられるよう、自分の熱量をどんどん増やしているところです」とその意気込みを話す千葉に、明日海は「頼もしい!」とエール。「(女性だけで演じた『ポーの一族』とは異なり)もしかすると少しリアルな雰囲気を感じられるかもしれません。きっと幕が上がったら、お客さまが盛り上がってくれるのだろうなと思っています」と期待を寄せる。
共演するのは、テレビドラマ以来8年ぶり。演技にさらなる磨きをかけた2人の化学反応に注目だ。対談では他にも、プロフェッショナルとしての仕事への向き合い方など、働くOggi世代が気になる仕事論についても語っている。