おぎやはぎの小木博明と矢作兼が、24日深夜に放送されたTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木曜 25:00~)で、『M-1グランプリ2020』優勝のマヂカルラブリーについて語った。

マヂカルラブリーの野田クリスタル(左)と村上

矢作は「ちょうど俺たち、仕事で丸かぶりで見れなくて。マヂカルラブリーが優勝って聞いて、『え~、マヂカルラブリーが優勝? むしろ、見たい』って。面白いけど、優勝するようなタイプじゃないじゃん。だから『マヂカルラブリーが優勝ということは、どんなに面白かったんだよ』と思って見て。まあ、優勝だよ」と振り返った。

そして矢作が「俺はもう大好きだから、面白いのよ。だからもう優勝なのよ。でも、『漫才じゃない』って言われてるんでしょ」と言うと、小木は「なんか、定義がどうのこうの言うけど、関係ないもんね、そんなもんね」と反応した。

また、矢作が「みんな真面目だね、世間」と漏らすと、小木は「すごいよね! お笑いをずっとやってきたプロの審査員が決めているんだからさ。『真面目だ』っていっても、ひどくない?」と述べた。

続けて、矢作は「だから思ったんだよ。漫才って、もうちょっと伝統芸能になってきているんじゃない? だって、伝統芸能になっているからこういう風になるんだぜ。批判が出るってことは、もう認められてるんだよ。芸能として、伝統芸能として。もう世間的には、結構レベルの高い芸能になってきてるって証拠でしょ」と私見を語った。

さらに矢作が「いいな、マヂカルラブリー。かっこいいな。だって、優勝したからこそ、こうやって論争になるわけじゃない? やっぱり優勝したからこそ、論争になるじゃん。だからマヂカルラブリー、時代を変えたな!」と言うと、小木も「かっこいいよね、だからね。論争になるほどのもので優勝するって、1番かっこいいやつじゃん」と同意していた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。