日本住材はこのほど、掃除のプロと一般人を対象とした「掃除で見落としがちなポイント」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2020年11月26日~12月1日、有効回答はハウスクリーニング・家事代行業者492人と20~60代の一般人510人。

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見落としがちな箇所、1位「洗濯機のホース」

掃除のプロに、家の掃除で一般の人が見落としがちな箇所を聞くと、1位「洗濯機のホース」(50.4%)、2位「換気口(吸気口・通気口)」(50.0%)、3位「トイレのウォシュレットノズル」(41.7%)と続いた。

一方、一般人が普段掃除ができていないと感じる箇所は、1位「換気口」(68.0%)、2位「洗濯機のホース」(40.8%)、3位「壁・天井」(35.1%)となり、プロ・一般人ともに「洗濯機のホース」「換気口」が上位に入った。

  • 左:家の掃除で一般の人が見落としがちな箇所はどこですか?、右:普段掃除ができていないと感じる箇所を教えてください

一般人に、掃除ができていない理由を質問すると、半数の50.0%が「面倒だから」と回答。次いで「掃除の仕方が分からないから」が13.9%、「あまり見えない部分だから」が12.4%となった。

見落としがちな箇所ほど掃除すべきだと考えている掃除のプロは90.3%。優先的に掃除をした方が良いと思う箇所は、1位「換気口」(53.7%)、2位「洗濯機のホース」(48.6%)、3位「トイレの温水洗浄ノズル」(40.5%)となった。

また、換気口を掃除する際のコツやポイントをプロに尋ねたところ、「お湯で汚れを浮かせてから掃除すると良い」(40代男性)、「コロナウイルスで清潔にしておいた方がいい反面、多くのウイルスやごみ、ホコリが付着している可能性も高いので、素手ではなく、ビニール手袋などをはめてから掃除すること」(40代男性)、「中まで掃除するのは難しいので換気口の出入口にフィルターを付けて、室内汚れを防ぐ」(40代女性)などのアドバイスが寄せられた。