女優の上白石萌歌が、23日に放送されたTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~11:00)に出演。幼少期にメキシコに住んでいた頃の思い出を語った。

上白石萌歌

上白石は、小学1年生から3年生までの間、3年間メキシコに住んでいたと言い、「メキシコって治安が良いとはいえないので、街中で銃声が聞こえたりとか」と振り返った。

さらに、「大丈夫な敷地を一歩出たら危険だったので、いつもお金を握りしめていました。『何かあったらこれを渡しなさい』っていう」と上白石。

パーソナリティを務める伊集院光が「そこで抵抗しちゃってとんでもないことになるよりは、目的の物を渡して逃がしてもらうって感じだ」と補足すると、上白石は「そうですね。幼いながら、何が危険で何が安全かというのは見極められる環境にいたような気がしていました。なので、東京に出てくることにそんなに恐れはなかったというか」と述べた。

そして伊集院が「想像するとすごいなと思うのが、今も童顔だよね。もっと子どもなわけじゃん。もしその子に、とんでもないやつが現れたらお金を渡して逃がしてもらうっていう覚悟の生活…すごいな」と言うと、上白石は「父親と母親の肝の据わり方がすごくて。ほんとに感謝していますね。そういう決断を自分が親になったときに、果たしてできるんだろうかと考えたら、きっとできないだろうし」と話していた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。