パッションはこのほど、「結婚の理想と現実」に関する調査結果を発表した。同調査は11月25日~26日、30代~50代の「結婚して10年以上の既婚男女」「結婚願望のある未婚男女」を対象に、インターネットで実施した。
結婚願望のある未婚の人に、結婚相手に求めるものを尋ねたところ、「性格の良さ」(79.0%)が最も多く、「優しさ・包容力」(68.2%)、「価値観の一致」(59.5%)、「誠実さ」(55.7%)、「人生観の一致」(42.1%)と続いた。
結婚相手の年齢の許容範囲について聞くと、「自分の年齢+-5歳まで」(30.9%)が最も多かった。次いで「自分の年齢+-10歳まで」(30.3%)、「自分より年下であれば何歳でも構わない」(15.5%)、「自分の年齢+-15歳まで」(9.5%)、「自分の年齢+-20歳まで」(5.7%)となった。
何のために結婚したいか尋ねると、「一緒にいたい」(24.1%)が最も多く、次いで「人生を豊かにしたい」(21.2%)、「子どもが欲しい」(14.2%)、「良き理解者が欲しい」(13.3%)と続いた。
どのような結婚生活を求めているかという問いに対しては、「夫婦共働き」(21.6%)、「お金に困らない」(21.0%)、「いつまでも手を繋いで歩ける」(17.2%)が上位を占めた。
既婚者に、結婚相手に求めていたものを聞くと、「性格の良さ」(66.5%)が最も多く、「優しさ・包容力」(61.6%)、「誠実さ」(45.2%)、「価値観の一致」(43.8%)が続いた。
結婚した最大の理由について尋ねると、最も多い回答は「人柄に惚れた」(37.7%)だった。次いで「安定した生活を手に入れたかった」(13.0%)、「良き理解者が欲しかった」(12.8%)、「苦楽を共にする相手が欲しかった」(12.0%)となっている。
パートナーの「許せるところ」について尋ねたところ、「性格」(44.2%)が最も多く、次いで「価値観」(34.9%)、「仕事への姿勢」(30.5%)、「金銭感覚」(27.9%)、「年齢」(26.9%)となった。パートナーの「許せないところ」は、「金銭感覚」(26.9%)が最も多く、次いで「性格」(22.5%)、「価値観」(18.7%)、「家事育児への姿勢」(16.3%)だった。
結婚の"理想と現実"のギャップについて聞くと、「非常に大きい」(20.1%)、「大きい」(29.1%)と、ギャップが大きいと回答した人と、「意外と小さい」(31.5%)、「ギャップはほぼない」(19.3%)と、「ギャップは小さい」と回答した人はほぼ半数ずつで大差はなかった。