学情は12月24日、「就職活動・内定獲得の状況」に関する調査を発表した。調査は11月17~12月16日、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象の「あさがくナビ2021」の来訪者416人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「現在の内定獲得状況」を聞くと、「内定を獲得していない」(62.4%)、「内定を獲得し、内定承諾している」(21.7%)、「内定は獲得したものの、内定辞退した」(15.9%)となった。
そして、内定を得ている学生に「就職活動を継続している理由」を尋ねると、「より自分に合う企業を探したいから」(64.3%)、「より希望に合う業界・職種で働ける企業を探したいから」(31.8%)、「コロナ禍で数社しか選考を受けられず、入社を決めていいか分からない」(26.6)、「親や友人に勧められて」(12.3%)、「Web面談が中心で、内定先が自分に合っているか分からないから」(11.0%)、「内定式で同期を顔を合わせ、雰囲気の違いを感じたから」(9.7%)、「内定先でリストラをしていることを知ったから」(7.1%)、「内定先の業績が悪化しているから」(4.5%)だった。
また、内定を得ていない学生に「就職活動を継続している理由」を尋ねると、「コロナの影響で、就職活動を始めるのが遅くなったから」(57.6%)、「コロナの影響で、就職活動を一時中断していたから」(41.6%)、「コロナの影響で、希望していた業界・企業の採用がなくなったから」(26.7%)、「コロナの影響で、選考に参加していた企業の採用がなくなったから」(14.1%)、「公務員試験の受験後に、民間企業への就職に切り替えたから」(11.5%)、「教員採用試験の受験後に、民間企業への就職に切り替えたから」(3.1%)、「コロナの影響で、内定取り消しにあったから」(2.3%)となった。