お笑いコンビのトム・ブラウンがこのほど、Huluストアで有料生配信される“2.7次元アイドル”のKOUGU維新のオンラインミュージカル『最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~』(24日20:00~)の取材に応じ、ファン層の変化に驚きを語った。
日本テレビ系バラエティ番組『有吉の壁』(毎週水曜19:00~)から生まれたKOUGU維新は、お笑いコンビのきつねが「ブレイク芸人選手権」のコーナー披露した、工具を具現化したキャラクター。メンバーを増やし、CMや音楽番組へと活躍の場を広げ、ついにミュージカルを開催することになった。
布川ひろき(役名:キリ)は「ミュージカルに出るのも初めてですし、僕らなんかハゲとロン毛で本当に薄汚いコンビが、こういうふうにメイクをしたら、インスタとかで『キリ様~すごい好きです~』ってすごい来ますし、この前DMで『あなたはキリ様に似てますけど、別人ですよね』と来て、『はい、別人です』と答えたんですけど、それくらいめちゃくちゃ熱狂してくれてるんですよ。僕ら本当に男の方しかファンがいなかったので、KOUGU維新で女性のファンがすごい増えました」と、激変した環境を報告。
みちお(鉄槌)も「今までにない感じですよね」と同調し、「最初は『有吉の壁』の本放送が終わって、第2弾の前にYouTubeで試しに新メンバーでやってみるかという感じで僕らが呼ばれたんですけど、そのときはこんなに大派手になる感じじゃなかったじゃないですか。まさかミュージカルになるなんて、夢にも思わなかったです」と驚きを隠せない。
また、ワタリ119(砥石)も「最初KOUGU維新に入ったとき、ピアノ弾ける人を探してるということで、偶然やってたので選ばれたんです。お笑い番組やっててまさかミュージカルをやるとは思ってなかったので、親族のみんなに『ミュージカルに出ることになったので』って自慢しましたもん。おかげでクリスマスまで仕事の予定びっしりで、本当にうれしかったです」と感謝。
パーパーのほしのディスコ(丸ノコ)は「最近個人で歌のYouTubeをやっていたので、それが生かせるような仕事をきつねさんに頂けて良かったです」と喜びを語っていた。
『最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~』は、KOUGU男士たちがクリスマスパーティーを楽しむ最中、マイナスドライバ率いる反乱軍「工具リベリオン」によるある計画が始動し、KOUGU維新のプライドをかけ、聖夜に熱きバトルが勃発。「プラスドライバ」と生き別れの兄「マイナスドライバ」の絆を紡ぐストーリーに、まさかのダークヒーローも登場すると予告されている。
出演は、きつね、トム・ブラウン、水川かたまり(空気階段)、石橋遼大(四千頭身)、ワタリ119、ほしのディスコ(パーパー)、向井慧(パンサー)ほか。
チケット価格は、3,300円(税込)。販売期間は、2020年12月9日21:50~2021年1月8日18:00。アーカイブ期間は、2020年12月25日16:00~2021年1月8日23:59。