JR西日本は、「SLやまぐち号」を牽引する蒸気機関車C57形1号機・D51形200号機の検査・修繕のため、2021年3月からディーゼル機関車の牽引で、観光列車「DLやまぐち号」として山口線新山口~津和野間を期間限定で運転すると発表した。

  • DD51形の牽引による運行イメージ

ディーゼル機関車は1960年代以降、蒸気機関車の代替車両として、国鉄では約1,400両製造された。客車・貨車の牽引を目的に、最盛期は全国各地で活躍したが、徐々にその数を減らし、JR西日本の保有数もいまでは26両となっている。

観光列車「DLやまぐち号」は新山口駅10時50分発・津和野駅12時58分着、津和野駅15時45分発・新山口駅17時30分着で運行され、定員は245名。運転日は3月20日から5月5日まで、7月17日から9月20日まで。土休日を中心に35日間の運転を予定している。