映像配信サービス・dTVが24日、2020年の年間総合視聴ランキングを発表した。社会現象にもなったTVアニメ『鬼滅の刃』がダントツのトップに輝いたほか、Kis-My-Ft2・玉森裕太と宮田俊哉のキスシーン等が話題となったオリジナルドラマ『BE LOVE』もランクインした。

  • dTV年間総合視聴ランキング1位『鬼滅の刃』

TVアニメ『鬼滅の刃』は、2019年4月からTV放送に合わせて配信を開始し、昨年の視聴ランキングでは3位を獲得。今年は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開や、新規映像を交えて再構成した特別編集版の地上波放送でさらに人気が加速、堂々の1位となった。

『鬼滅の刃』だけでなく、例年アニメ作品の人気は高い。トップ10入り常連の『名探偵コナン』をはじめ、少年が呪術を使って闘う姿を描いた『呪術廻戦』、2021年1月に最終章を放送予定の『七つの大罪 神々の逆鱗』など、トップ10のうち半分以上がアニメ作品となっている。

4位にランクインしたのは昭和を代表する名作バラエティ『8時だョ! 全員集合』。新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった、コメディアンの志村けんが出演していた。

6位の『BE LOVE』は、Kis-My-Ft2の玉森と宮田のユニット曲「BE LOVE」「星に願いを」「運命」の3曲を原案としたdTVオリジナルドラマ。海辺の別荘を舞台にした、絵本作家・玉森と、編集者・宮田が織りなす狂おしいほどの純愛物語だ。先行プレミア配信前に早くも番組ハッシュタグがTwitter世界トレンド1位を獲得するなど圧倒的な人気を博した。

『君の膵臓をたべたい』や、『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』などがランクインした「邦画部門」。dTVでは、2021年1月に邦画タイトル約200タイトルの追加を発表。池井戸潤氏の同名ベストセラー小説を長瀬智也主演で映画化した『空飛ぶタイヤ』や、劇場版第2弾の製作も決定した『映画 賭ケグルイ』、芥川賞作家・中村文則氏のサスペンス小説をEXILE/三代目J Soul Brothers・岩田剛典主演で実写化した『去年の冬、きみと別れ』など人気タイトルを揃えた。

【dTV年間総合視聴ランキング】
1.鬼滅の刃(アニメ)
2.コンフィデンスマンJP(ドラマ)
3.名探偵コナン(アニメ)
4.8時だョ! 全員集合(バラエティ)
5.呪術廻戦(アニメ)
6.BE LOVE(オリジナルドラマ)
7.「キングダム」第3シリーズ(アニメ)
8.七つの大罪 神々の逆鱗(アニメ)
9.僕のヒーローアカデミア 第4期(アニメ)
10.怪盗グルーのミニオン大脱走(洋画)
※「コンフィデンスマンJP」は現在配信終了

【邦画作品部門】
1.君の膵臓をたべたい
2.カイジ2 ~人生奪回ゲーム~
3.ナラタージュ
4.いぬやしき
5.亜人
※「君の膵臓をたべたい」「カイジ2 ~人生奪回ゲーム~」「いぬやしき」「亜人」は現在レンタル配信