家電量販店のジョーシンは、毎年恒例としている元日の営業を2021年は取りやめると発表した(テナントとして入居している一部店舗は除く)。客と新しい年を迎える恒例行事として定着していたが、「3密」を避けて感染拡大を防止する観点と、日々感染防止に努めながら接客する従業員に休んでもらうために決断した。代わりに、新年恒例の初売りを12月26日からひと足早く実施する。

  • 家電量販店のジョーシンは、2021年元日の営業を取りやめると発表。新年は1月2日から営業を開始する

ジョーシンは、2002年から元日営業を実施しており、例年多くの来店客を獲得していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来店が集中して「3密」状態になることを回避することと、従業員の労に報いてリフレッシュしてもらうことを狙い、2021年の元日は休業することにした。休業するのは全国149店舗で、テナント内に入居する60店舗は例外的に元日営業を実施する。新年は1月2日から営業を開始する。

新年恒例の初売りは、年内に前倒しして12月26日~12月31日に実施する。具体的なセール内容はまだ明らかになっていないが、さまざまな特価品を多く用意する見込み。なお、12月21日からは「初夢福袋」の販売を開始している。

  • 初売りは、年内に前倒しして12月26日~12月31日に実施する。セール内容はまだ公開されていない