“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが、大みそかの『第71回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)に紅組歌手として初出場することが決定した。

  • YOASOBI(左からikura、Ayase)

2019年11月に発表したデビュー曲「夜に駆ける」が公開直後から注目を集め、現在ストリーミングでは2億回再生を突破。2020年「年間Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”」で総合1位に輝き、初めてシングル盤をリリースしていない楽曲が総合1位を獲得するという歴史を作った。

Spotifyの全世界ランキング「バイラルトップ50(グローバル)」でも6位に輝き、アメリカやカナダ、香港、インドネシア、マレーシア、インドなど各国のバイラルチャートにもランクイン。TikTokでも関連動画再生数は5億回を超え、5月にリリースした「ハルジオン」、7月にリリースした「たぶん」、9月にリリースした「群青」も各配信サイトのランキングで1位を獲得するなど、新曲を発表するたびに話題を呼んでいる。

YOASOBIがテレビでパフォーマンスするのは、今回の紅白歌合戦が初めて。ライブ経験もないため、パフォーマンス自体が初となる。歌唱曲は、デビュー曲であり代表曲の「夜に駆ける」に決定した。

コンポーザーのAyaseは「昔から夢に掲げていた紅白歌合戦に出場できること、本当に嬉しいです」と喜びをあらわに。「僕たちYOASOBIは、ライブもTVでのパフォーマンスも一度も行っていないので、完全に初のパフォーマンスです。今から緊張が込み上げていますが、期待していただけている以上のステージをお見せできるよう、YOASOBIらしく! 楽しんで! 全力で挑みます!」と意気込みをアピールした。

ボーカルのikuraも、「幼い頃に歌手を志すようになってから夢であった紅白歌合戦の舞台で歌えることを、本当に嬉しく思います」と夢の舞台に喜びを滲ませ、初のパフォーマンスについては「緊張で今から背筋が伸びっぱなしなのですが、本番はYOASOBIらしく楽しんで演奏したいと思います。一生で一回の紅白初出場の舞台で、一秒一秒を噛み締めながら愛を込めて歌います」と気合充分のコメントを寄せた。