理系AI人材育成塾「AiQKIDS(アイキューキッズ)」(アイキュー運営)は12月22日、「子どもの医学部受験」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2020年12月9~10日、調査対象は子どもが医学部進学をした親で、有効回答は1,026人。

  • ※画像はイメージ

受験対策を始めた時期、「小学生から」が最多

子どもが医学部受験をしたきっかけを尋ねると、「子どもの意向」が77.4%と圧倒的に多く、次いで「医者家系だったため」が16.1%、「担任に勧められたため」が5.6%となった。

子どもが通っていた小学校は、「公立」が71.4%、「私立小学校」が28.6%。それぞれの小学校に通っていた理由を聞くと、公立小学校に通っていた子を持つ親では「学区内であるため」(64.3%)、私立小学校に通っていた子を持つ親では「一貫校に進学するため」(32.8%)が最多となった。

  • 左:お子さんは医学部受験を何回受けて合格しましたか?/右:受験勉強対策はいつから始めましたか?

医学部受験を何回受けて合格したか質問したところ、63.2%が「現役合格」と回答し、過半数が現役で合格していることが判明。現役合格者が受験対策を始めた時期については、「小学生から」が21.2%、「高校1年生から」が18.7%、「中学1年生から」が17.0%となり、約5人に1人が小学生から対策を始めていることがわかった。

受験勉強の内容については、「学習塾での勉強」が最も多く52.6%。以下、「家庭教師での勉強」が14.8%、「学校での授業のみ」が12.6%、「予備校での勉強」が10.3%、「自主学習」が9.6%と続いた。

医学部受験対策を始めるべき時期を尋ねると、「小学生から」が23.6%、「中学1年生から」が23.2%、「高校1年生から」が20.4%、「小学校入学前から」が11.1%との結果に。回答者からは、「対策は早ければ早いほどいい」(40代男性)、「日々の学習習慣」(50代女性)、「小さい時に基礎学習をしっかりとしておくことが大切である」(50代男性)といったアドバイスが寄せられた。