俳優の中川大志が、フジテレビ系オムニバスドラマ『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』(26日21:15~23:25)で主演を務めるストーリーが明らかになった。

  • 中川大志=フジテレビ提供

『ほんとにあった怖い話』制作スタッフとJRA日本中央競馬会がタッグを組む同番組。主演するのは、JRAのCMに出演する中川、土屋太鳳、葵わかな、柳楽優弥で、松坂桃李、高畑充希は6人が集う喫茶店シーンに登場する。

中川が主演するストーリーは「最後の買物」。大学生の武藤晴人(中川)は、ある日先輩の村上孝之(矢野聖人)からフリーマーケットの手伝いを頼まれる。当日、晴人は大きなたぬきの置物を店先に並べるが、そこにはその置物を見つめる老紳士(小野武彦)の姿が。最終日にその置物を購入した老紳士は「家まで届けてほしい」と手描きの地図を手渡す。彼の家へ配達するまでの間、自宅で置物を預かることになった晴人だったが、彼の身の回りや、片思い中の相手・高木佳純(島崎遥香)との間で不思議な出来事が起こるように。そして配達の日、晴人は地図を頼りに置物を届けに向かうが…。

中川は、6人での撮影について、「CMで共演している6人でドラマを作ることになって、初めは『どんな感じでやったらいいんだろう?』『普段とはちょっとトーンを変えた方がいいのかな?』とみんなで話していたのですが、監督から『CMの世界観をベースにしてください』と指示もあり、いつもの雰囲気で臨むことができました。6人の掛け合いを長回しで一気に撮影したのですが、それが一発でOKになったのは改めてすごいなと思います。お互いの信頼関係があるからこそですし、息がぴったり合っていました。普段CMではお互いを本名で呼び合っているのですが、ドラマではそれぞれに役名があって新鮮でした。CMだと一つ一つのシーンが短いこともあって、長めのセリフでがっつり共演できたのは今回が初めてだったのでうれしかったです」と感想をコメント。

また、「今回のドラマでは(6人)それぞれが普段どういう風に生活しているのか、という“素の部分”が描かれているので、演じている僕たちも想像を膨らませながら楽しめました」といい、「ドラマの内容はもちろん、6人の変わらぬ雰囲気も楽しんでいただけると思います。年末に家でのんびりとご覧いただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。

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