PLAN-Bは12月21日、「冬のボーナスの使いみち」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は12月15日~17日、30代~40代を中心とした全国のクラウドソーシング利用者435名(男性52%、女性48%)を対象にインターネットで行われた。

  • 冬のボーナスは出ましたか?それを家族に伝えましたか?

    冬のボーナスは出ましたか?それを家族に伝えましたか?

調査によると、コロナ禍に冬のボーナスが「出た」という人は56%。しかしながら、そのうち約5人に1人もの人が「家族に内緒にしている」と回答した。

家族に伝えない理由を尋ねたところ、「旦那はコロナの影響でボーナスなしだったので、プライド傷つけてしまいそうで言いづらい」(320,000円/30代女性)、「これ買ってあれ買ってと、たかられるのが嫌」(200,000円/30代男性)、「こっそり整形に使います」(100,000円/20代女性)という声が。中には、「浮気相手との旅行とプレゼントに使います」(100万円/50代男性)」といった理由で、100万円ものボーナスを内緒にしている人も見られた。

  • 年代別ボーナスの使い道

    年代別ボーナスの使い道

次に、ボーナスの支給額を聞いたもらったところ、平均で35万9,532円という結果に。年代別にみると、20代が6万1,111円、30代が20万7,176円、40代は23万円、50代では95万3,000円となった。

そこで、年代ごとに使いみちを聞いたところ、20代は1位「生活に消える」(48%)、2位「貯金」(43%)、3位「クリスマスプレゼント」(5%)という結果に。「初めてもらったボーナスですが少額過ぎて何も買えません」(1万5,000円/女性)、「ボーナスが少なかったので近々転職を考えています」(10万円/男性)」といったリアルな声が寄せられた。

30代では、「貯金」(58%)、「ローン返済」(35%)、「投資」(2%)が上位となり、40代でも「貯金」(61%)が最も多く、次いで「ご褒美」(30%)、「子どもの養育費」(2%)という結果に。また、自由回答では「奥さんのお小遣い」や「子供へのクリスマスプレゼント代」なども見られ、30代・40代では貯金や家族のために使う人が多いよう。

一方、平均支給額が95万円超と一気に上昇する50代の使い道は、「貯金」(60%)、「子どもの養育費」(23%)、「家電買い替え」(13%)が上位に。また、「銀行口座は妻管理なので、私は何も使えません」(100万円/男性)、「人生最後の自己投資を考えていますが、なかなか言い出せずにいます」(150万円/男性)など、100万円以上もらっていても自由に使える金額は意外と少ない様子がうかがえた。