クロスプラスは12月21日、「マスク」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は12月2日~4日、一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)、および二府二県(京都、大阪、兵庫、奈良)在住の20~60代の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 昨年1年間と比べ、今年マスクにかかった出費はどのくらいの差がありますか?

    昨年1年間と比べ、今年マスクにかかった出費はどのくらいの差がありますか?

昨年1年間と比べ、今年マスクにかかった出費はどのくらいの差があるか聞いたところ、「1,000~5,000円」(36.7%)が最も多く、次いで「5,000円~10,000円」(19.5%)、「500円~1,000 円」(17.3%)と続き、約3割が5,000円以上、うち約1割は1万円以上マスクに出費していることがわかった。

  • 所有しているマスクの種類

    所有しているマスクの種類

続いて、今年購入し、所持しているマスクの種類を教えてもらったところ、多い順に「不織布」(約9割)、ニットやコットンの「布マスク」(5~6割前後)、ポリエステルやポリウレタンの「新素材マスク」(3~4割程度)、バンダナ等の「スポーツマスク」(5%未満)という結果に。

また、「色のついているマスク」への抵抗感についても調査した結果、白以外のマスクを着用することについて全世代・性別で6割以上が「抵抗感がない」ことが明らかに。さらに、今後は「白以外のマスクを着用したい」という人は8割を超え、「自分の好きな色」(44.5%)や「気分に合わせて」(41.5%)、「肌がきれいに見える・自分に合った色」(36.7%)、「洋服やネイルなどとコーディネート」(30.8%)などを好む傾向が見て取れた。

  • 購入基準やマスクに関する悩み

    購入基準やマスクに関する悩み

次に、どのような基準でマスクを購入しているのか尋ねたところ、「着け心地の良さ」(59.4%)や「サイズが合っているかどうか」(56.3%)で選んでいる人が多い結果に。そこで、マスクの着用感に関する悩みについて聞くと、「呼吸が苦しい」(52.4%)、「耳が痛くなる」(41.5%)、「喋りにくい」(33.5%)が上位となった。

また、他人がマスクを着用している姿を見て気になる点を聞いたところ、「きちんと着用していない」という回答が56.7%で最も高く、次いで「汚い」(26.0%)、「サイズが合ってない」(25.8%)と続き、衛生面や清潔感に関連する回答が目立つ結果に。

さらに、「今後、今まで使っていなかった種類のマスクや、新作のマスクを購入したいと思いますか?」という問いには、「購入したいと思う」「魅力的な種類を見つけたり、新作が出れば購入してみたい」という回答が合わせて8割を超える結果に。全世代、男女問わず、使ったことが無い種類のマスクや新作マスクへの購入意欲が非常に高いことがわかった。