テレビ東京の木ドラ25枠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(毎週木曜 25:00~ ※24日は25:30〜)が、海外で反響を呼んでいる。
同作はガンガンpixivで連載中の豊田悠による同名コミックの実写化作。「チェリまほ」の愛称で親しまれており、全国書店員が選んだおすすめ BL コミック第1位(2019年)に輝いている。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。初めて誰かから寄せられる好意に戸惑う安達と、クールなポーカーフェイスの裏で安達への恋心が爆発している黒沢の関係が「心の声」を通して時に繊細に、時にコミカルに紡がれていく。
初回放送時から海外での反響が話題となり、一部アジアをのぞき、世界中で配信が続々と決定した同作。地上波放送開始と同時にニアサイマルによる配信・放送を行っているKKTV(台湾)をはじめとして、We TV(タイ・ベトナム・フィリピン)、Crunchyroll(アジアを除く全世界)、hmvod(香港・マカオ)で配信されている。
台湾の配信「KKTV」では「チェリまほ」がチャンネル内で6週連続、全ジャンルの中視聴数1位に。さらに高い重複・再生率を記録し、第1~3のエピソードは平均2回、第4~5は平均3回再生され、話が盛り上がるにつれ第6~7話に関しては、平均4回以上も再生されているという。台湾のネット最新トレンド分析サイト「網路温度計」では、日本ドラマ部門で『チェリまほ』が『半沢直樹』『逃げ恥』などの名作を超え、1位を記録している。さらに、日本でもオリコン満足度ランキング4週連続1位を取得し、世界中で『チェリまほ』旋風が吹いている。
24日にはついに最終話を迎える。魔法の力を告げ、距離が離れてしまった安達と黒沢。どこか浮かない安達の元に突然、柘植(浅香航大)が押しかけてくる。親友からの言葉にある大切なことを気づかされた安達、そして黒沢と安達が選ぶ未来に注目となっている。また24日深夜より「TSUTAYAプレミアム」でスピンオフの独占配信開始、Blu-rayの発売も決定した。
(C)豊田悠/SQUARE ENIX・「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会