元女流棋士でタレントの竹俣紅が20日、都内で写真集『夜明け前、紅さす。』(2020年12月24日発売 2,750円税込 発売元:ワニブックス)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
竹俣にとって最初で最後の写真集となる同書を手にした竹俣は「『夜明け前、紅さす。』というのは、これから始まる第二の人生に向けて身支度をしている、まさに今の自分のことです。今と未来をテーマとして、精錬性を保ちながらも私の人生の中でもっとも色気のある写真が詰まった1冊となっています」と紹介し、「これから社会人になる私の最初で最後の写真集ですので、皆さまにお手にとっていただけるとうれしいです」とアピールした。
写真集出版のオファーを聞いた際は「"えっ、需要あるの?" 、"なんで今?"」という気持ちが大きかったそうだが、「今まで応援してくださったファンの皆さまへの置き土産のようなものかなと思って、いいものを作るべく、いろいろ工夫しました」と吐露し、「まだまだ制約がある中で、編集部の皆さんが私のリクエストをできる限り聞いてくださって、思い出深い1冊になりました。出来上がった写真集を見て"本の紙がツヤツヤなんだ"と思ったので、ぜひ実物を手にとっていただきたいなと思います」とお願いした。
また、お気に入りにはヨガウェアを着てストレッチをしているカットを挙げ「普段、私は家でヨガやストレッチをしているんですけれども、そういったところは家族以外は見てないところなので、せっかくなら最後の写真集ということで、そういうところもカメラに収めていただきたいなと思って提案しました」と紹介し、続けて「左側のページには足の裏が写っているんですね。なかなか自分で足の裏の写真を見ることがないので、レアな写真となっています」とアピール。一部ではフジテレビにアナウンサーとして入社が内定したと報じられているが、同写真集を自己採点するようお願いされると「888ですかね(笑)。末広がりで縁起がいいので。8は好きな数字です」と答えた。
2020年を振り返っての感想を求められると「予定ではもう少しアウトドアな1年にしようと思っていたのですが、コロナ禍になってしまってインドアな1年になりました。ビックなイベントがあったというわけでないんですが、地道に努力をした1年でした」と回顧し、「1年通して歯列矯正をしていて、ずっと口の中が器具で引っ張られている状態で痛い思いをしていたんですが、そのおかげで口元が引っ込んで、横顔のラインがきれいになったので、この写真集でもきれいになった横顔のラインを見ることができます」と満足げ。そんな2020年を漢字1文字で表現すると"充"だそうで「来年からの仕事に向けて充電した、そして家にこもってはいたんですけど、充実した1年になりました」とコメントした。
来春からは社会人となる竹俣は、抱負を聞かれると「この仕事を竹俣に頼んでよかったなって思ってもらえるような会社員になりたいです。プライベートではジムに通って体を作って行きたいです」と目を輝かせた。なお、今年のクリスマスの予定を聞かれると「ステイホームですね。特に予定もないので、インスタライブをしたり、Zoomで女子会をしようかなと思っています」と笑顔を見せた。