お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演し、今年を象徴する漢字一文字として「底」を挙げた。
“今年の漢字”を披露するコーナーで、松本がフリップに書いたのは「底」。「これ、実はポジティブなんですよ」と真意を伝え、「ここまで来たかと。もうあとはええことしかないんやないかなと思いますよ」とコロナ禍の現状を客観視した。
さらに、「世界中が全財産を投げ出したような気持ちですよね」と形容すると、司会の東野幸治も「本当にすごい1年になりましたよね。東京オリンピック・パラリンピックの総集編とか、今日やってるはずだったんですよね」と同意。
松本は、「これ以上のことはもうない。とうとう足、ついちゃったねっていう感じがしてて」と前向きに捉えていることを強調する一方、「ただ、僕は来年後半あたりが逆に怖いですけどね。もうみんなが、なんというか“コロナバブル”というか。今まで溜まっていたものが」と人々の欲求が一気に解放されることを危惧していた。