フジテレビの佐野瑞樹アナウンサーが、同局系月9ドラマ『監察医 朝顔』(毎週月曜21:00~)に、21日放送の第8話からレギュラー出演することが19日、明らかになった。佐野アナにとって、今回が芝居初挑戦となる。
佐野アナが演じるのは、長野県警に異動になった桑原(風間俊介)と同じ交番に勤務する同僚で先輩の竹岡宏文。生まれも育ちも長野県で、長野県警に採用されてからは一貫して交番勤務を続けてきた、生粋の“お巡りさん”だ。人柄も恰幅(かっぷく)も良く、地元の住民から愛されている。
佐野アナは、『HERO』第2期の第8話(14年9月1日放送)にゲスト出演して、以来6年ぶりの月9出演。過去に出演したドラマでは、いずれもアナウンサーやニュースキャスターといった役どころだったが、今回は初めての警察官役で、初めて制服に袖を通し、初めて芝居に挑戦することになる。
今回のオファーに「アナウンサー役ではないことに驚きました。警官役でほんの少しですがセリフもあると…。その日からドラマをやるんだと思い出すたびに心拍数が上がりました。慣れないことはするものではないと日に日に感じるように…」という佐野アナ。「初めてのことですから、役作りなんてありませんし、できません。とにかく台本を読み込んで、自分の役柄、前後のあらすじなど、台本で分かる限りのことを理解しようとするのみです。そして心拍数が上がっていくのみです(笑)」と撮影に臨んだ。
タッグを組む風間については、「それはそれは優しく接してくださいました。ど素人の演技を包み込むように対応してくださいました。派出所では椅子から立ち上がったり、自転車に乗ったりしますが、その一つ一つの動作が普段とは違うものになってしまったり、やってみると難しいものだなと…餅は餅屋だと痛感しました」とのこと。
さらに、「他のシーンでは、三宅弘城さんにも助けていただきました。三宅さんとは共通の趣味がサウナということがわかり、本番ギリギリまでサウナの話をしてくださり、私の緊張をほぐしてくださいました。それから平野眞監督は会社の先輩ですが、シリアスなシーンであっても、よくまぁここまで冗談が出てくるなぁというくらいお話をしてくださり、現場の雰囲気を調和させるという意味で、さすがだなと思いました」と感心した。
そして、「ドラマ自体の見どころはふんだんにありますが、私のシーンの見どころと言っても、ただただど素人の演技を見て笑って(?)いただきたいと思います。竹岡という“町のお巡りさん”の雰囲気が少しでも出ていればいいなと思います。私のシーンは少しだけ我慢していただいて、全編ぜひご覧ください!」と呼びかけている。
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