みんなのマーケットはこのほど、「お金の使い方」に関する調査結果を発表した。同調査は12月4日~13日、「くらしのマーケット」会員の男女865名を対象に、インターネットで実施した。

  • 今年、収入面で変化はありましたか

今年、収入面で変化はあったか尋ねたところ、「変わらない」(49.7%)が最も多かった。「増えた」は13.0%で、「減った」は34.9%だった。

就労形態別で収入面で変化を見ると、「増えた」の割合が最も多かったのは「契約・嘱託社員」だった。反対に「減った」の割合が最も多かったのは「自由業・自営業」、続いて「会社役員・経営者」となっている。

収入が「増えた」または「減った」と回答した人に、年間でいくらくらいの変動があったのか尋ねると、「増えた」で最も多かったのは「10万円以上30万円未満」(26.1%)だった。理由はコロナの影響を受けることなく順調に昇進したといったものや、コロナによって業績が良くなり賞与が増えた、コロナ特別手当が出たなどだった。

一方、「減った」と回答した人で、最も多い回答は「100万円以上」(27.6%)だった。業績悪化に伴う賞与の減額/カットや、感染拡大防止のための働き方改革に伴う残業代カットが理由として挙げられた。

  • 今年一年でいくらくらい変動がありましたか?

今年のお金の使い方は例年と比べてどうであったか聞くと、「例年と変わらない」が32.4%だったが」、20.7%が「意図して例年より使わなかった」と答えた。16.1%は「意図して例年より使った」と回答している。

  • 今年のお金の使い方は例年と比べてどうでしたか?

「意図して例年より使った」と答えた人にその理由を尋ねると、「リフォームや在宅勤務のための設備投資」「外出自粛によるストレスを発散させるための買い物」「Go Toキャンペーンの利用」だった。

例年よりお金を「使った」あるいは「使わなかった」と回答した人に対し、年間どのくらい削減した/多く使ったかを聞いたところ、「使った」「使わなかった」人ともに最も多かったのは「10万円以上30万円未満」(使った:27.4%、使わなかった:36.8%)だった。

「例年よりお金を使った」と回答した割合が最も多かった項目は「掃除・リフォーム費」(40.0%)で、「食事」(36.5%)が続いた。反対に「例年よりお金を使わなかった」と回答した割合が最も多かったのは「旅費・交通費」(61.7%)、続いて「趣味・娯楽費」(48.3%)、「衣服代」(43.8%)だった。

  • 以下の項目について今年のお金の使い方はどうでしたか?