映画『約束のネバーランド』(12月18日公開)の公開初日舞台挨拶が18日に都内で行われ、浜辺美波、城桧吏、板垣李光人、渡辺直美、北川景子、平川雄一朗監督が登場した。
同作は原作:白井カイウ、作画:出水ぽすかによる全世界累計発行部数2,400万部突破の人気コミック実写化作。楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」で里親に引き取られる日を夢見る孤児たちだったが、エマ(浜辺美波)、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)の3人は、実はそこが「鬼に献上する食用児を育てる農園」だったことを知り、孤児たち全員を引き連れた脱獄計画をスタートさせる。
映画の反響を検索したという平川監督は「『エマが炭治郎にも負けない』って書いてあって……」と、大ヒット中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を引き合いに出し、浜辺は頭をかいて苦笑。監督は、同作の世界観についても「まさか(ロケ地が)長野の草原だとは思わないでしょう? ハウスも福島にあるとは思わないような素敵なロケ地を探してくれて」とスタッフに感謝した。
浜辺は「映画を拝見しても、本当に国内とは思えなくて。そう思うと、長野の奥に登ってよかったなと思いました。本当に遠かったんで。空気も薄いし」としみじみ。北川も「山を登って現場に着くみたいな。直美ちゃんと私は着いたとき、もうへとへとだった」と明かした。
また、撮影時から10cm以上背が伸びたという城が「163cmとか、それくらい」と身長を言うと、渡邉や浜辺は「大きくなったねえ〜」とまるで親戚のような反応に。城は浜辺、板垣について「一緒にいると落ち着ける。リラックスができて、緊張してる時も支えてくれて、撮影終わった後もお姉ちゃん、お兄ちゃんみたいな感じ」と表した。一方、板垣は城について「なるべく行きすぎないように……」と遠慮するが、その理由は「触りたくなるんですよ、かわいいから。身長も伸びたけど、中身がかわいいまま成長してるので、さすがに14歳とかになってきて、あんまり触られるの嫌だろうなと思って自重してるんですけど……」と、かわいがっている様子だった。
イベントでは、来年に向けて「約束すること」も発表。普段「とてつもなくインドア」だという浜辺は「ふっ軽(フットワークを軽く)」とフリップを掲げ、「こういう状況じゃなくなったら、自分からも出かけていきたい。明日行こうと思ったらすぐに飛び出して行きたい、くらいの」と目標を示した。