「まねーぶ」(GV運営)は12月17日、全国20代~60代のフリマアプリでの販売経験者を対象とした利用調査の結果を発表した。調査期間は2020年11月26日~12月1日、有効回答は300人。
取引での最高売上額は「80万円」
利用しているフリマアプリを聞くと、圧倒的に多かったのは「メルカリ」(264人)。次いで「ラクマ」(100人)、「ヤフオク」(64人)、「PayPayフリマ」(31人)となった。
1回の取引における平均売上額を尋ねると、「1,000~5,000円未満」が半数近い48.0%でトップ。以下、「1,000円未満」が39.0%、「5,000円~1万円未満」が9.7%と続いた。
月間の平均売上額については、「1,000~5,000円未満」が49.3%とここでも半数近くを占めた。続いて「1,000円未満」が28.3%、「5,000円~1万円未満」が14.0%と、1回の取引における売上平均額と同様の並びとなった。
利用者の1回の取引における最高売上額は「80万円」、月間最高売上額は「180万円」で、車を販売したことによる売上だった。同調査では、「ブランド品、楽器、家電、サイン入りや再販されないなどのプレミアの商品が高額売上につながっている」と分析している。
フリマアプリを利用している理由を問うと、1位「不用品整理」(244人)、「2位気軽に売れる」(152人)、3位「簡単に利用できる」(128人)との順に。販売品のジャンルは「衣類」(166人)、内容は「自分が利用していて使わなくなったもの」(282人)が、それぞれ最多となった。
売上金の受取方法については、「現金振込」(195人)が断トツの首位。使い道については、「日常の買い物に利用」(230人)が圧倒的に多かった。