オカムラは、省スペース設計でインテリアになじむデザインの在宅テレワークサポートツール「VIVANT(ヴィヴァン)」を発売する。現在は予約を受け付けており、2021年1月より順次販売を行う。
生活空間になじむデザインのテーブル、フォールディングチェア、ワゴン2種をラインアップした在宅テレワーク向けツール群。自宅の限られたスペースでも機能的な在宅ワーク環境を構築できるよう、コンパクトに設計されている。
オカムラが行ったアンケート調査によると、在宅勤務に対する不満として、「オンとオフの切り替えができない」「快適に働くための家具が不十分」「仕事に使用した物の片付けが面倒」と考えている人が多かった。
また、「家庭での執務スペースの確保が難しい」、「オフィス用家具が家庭で使うには大きすぎる」などの理由から働く環境が整わないことによる生産性の低下や健康面の不安について、オカムラにはかねてから要望が寄せられていたという。こうした背景から、仕事に必要な環境をコンパクトに整えられるVIVANシリーズが発売されるに至った。
テーブルとチェア、2種のワゴンで構成
テーブルは薄い天板(厚み11mm)を用いた、70×45cmのスリムサイズ。ノートPC作業に必要な広さを確保しながらも、場所をとらないコンパクトさを実現した。本体サイズはW700×D450×H720mm。価格は25,200円(税別)。
フォールディングチェアは折り畳み式のため、使用しないときは畳んで収納可能。長時間座っても疲労感の少ない柔らかな座り心地で、前側が2本脚のため足が入りやすく立ち上がりやすい構造となっている。本体サイズはW462×D482×H762・SH(座面の高さ)431mm。価格は28,100円(税別)。
ワゴンは収納するノートPCの大きさや資料の量によって選択できる2種を取りそろえ、電源コンセントの取り付けにも対応する。小型でやや深いかごを持つ「ポット」は、上段がスマートフォン・タブレットの充電や文具入れ、下段がファイル資料やノートPCの収納に適している。本体サイズはW360×D220×H530mm、価格は18,600円(税別)。
ポットと比較すると大きめで、浅いかごを持つ「カート」の上段はノートPCやスマートフォンの充電と収納、下段はファイルボックスや通勤バッグを入れられ、仕事道具をまとめて保管できる。キャスター付き。本体サイズはW481×D380×H653mm、価格は26,600円(税別)。
カラーはブラック、グレージュ、ネオホワイトのモノトーン3色展開。テーブルとワゴンは全体が前述の3色となっているが、フォールディングチェアの場合、フレームがブラックで座面がダークグレー、フレームがグレージュで座面がダークブラウン、フレームがネオホワイトで座面がグレーという配色になっている。
別売のオプションとして、ポット・カート用のコンセントユニット(ポット用:税別8,930円、カート用:税別12,100円)、およびコルクトレー(ポット用:税別3,700円、カート用:税別5,100円)がある。