アイドルグループ・Sexy Zoneの菊池風磨がこのほど、日本テレビのドラマ『バベル九朔』(毎週月曜24:59~)のクランクアップを迎えた。最終話は、21日に放送される。
前回の第9話で、ついに自らが偽りの世界バベルに取り込まれてしまった満大(菊池)。これまでの経験から、ここがバベルだと気付いた満大だが、逆にその状況を逆手にとって、失踪していた父・勝(上地雄輔)と再会するなど、願いをかなえていくうちに、どんどん“バベル”の世界にのめり込んでいく。そこに現れた親友・後藤健(高地優吾)、カラス女(青野楓)。彼らは満大の救世主となるのか…。
菊池のクランクアップコメントは、以下のとおり。
本当に撮影が1カ月で終わっちゃうことが信じられなくて。満大はキャラクターとして感情の緩急もあったので、演じる上でやりがいがあった部分もあれば、難しい部分もありました。特に、3話で健がいなくなって、満大が泣いてしまうシーン。気持ちを途切れさせないようにしなきゃと集中して臨んだのが印象深いです。全編通して、僕の芝居で「もう1回」にはならないようにしたい、感情を1回でぶつけたいと思って臨んでいたので、撮影を通して、本番に強くなった気がします。3話の健との芝居で、僕も高地も感情のボルテージが上がっていったし、お互いの関係性が、十数年の関係が、いい形でお芝居に昇華されていたなと思いました。照れ臭さもありましたけど、高地の持っているまっすぐな部分に引っ張ってもらったなと思っていて、感謝していますね、すごく。グイグイくる健と引っ張られていく満大の関係とも同じだと思いますし。