脱毛サロン「恋肌」は12月16日、「1人暮らし女性のお財布事情」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2020年12月4~7日、調査対象は1人暮らしをしている20代の女性で、有効回答は1,039人。

20代女性、半数以上が「月収20万円未満」

  • 1カ月にかかる費用を教えてください

まず、月収を尋ねたところ、半数以上の52.9%が「20万円未満」と回答。次いで「20万円以上25万円未満」が27.7%、「25万円以上30万円未満」が10.0%となった。

続いて、1カ月あたりの家賃(管理費含む)、食費、水道・光熱費を聞くと、家賃は「5万円未満」が36.2%、「5万円以上6万円未満」が30.4%、「6万円以上7万円未満」が15.8%。食費は「1万円以上1.5万円未満」が24.5%、「1.5万円以上2万円未満」が24.1%、「2万円以上2.5万円未満」が15.3%。水道・光熱費は「3,000円以上4,000円未満」が21.4%、「4,000円以上5,000円未満」が18.7%、「5,000円以上6,000円未満」が16.1%となり、1カ月の生活費として、6万円前後かかっていることが明らかになった。

1カ月の美容代を調べると、約4割が5,000円未満に抑えている一方、1万円以上かけている人も2割以上いた。内訳は、「基礎化粧品」が72.4%、「メイク用品」が66.5%、「美容院」が54.8%、「脱毛」が21.6%、「ネイル・まつ毛」が14.4%、「エステ・ジム」が11.9%など。また、1カ月の脱毛代として、3割以上が月に約1万円~1.5万円支払っていることがわかった。

現在、節約をしている人は86.2%。主に節約しているものは、「食費」が51.8%と断トツに多く、以下、「娯楽費」が15.4%、「水道・光熱費」が13.6%、「通信費」が9.7%、「美容代」が9.0%と続いた。

回答者からは、「外食以外の食費を抑えるために自炊、お弁当作り」(会社員/神奈川県)、「断捨離をして不用品は売ったり、ミニマリストになって服飾品を買わなかったり。徒歩で行けるところは運動を兼ねてなるべく歩く」(学生/東京都)、「格安スマホ、電気自由化など」(会社員/東京都)など、様々な節約術が寄せられた。