ASRockは、独自の高性能ファンシンクが特徴のPhantom Gamingシリーズのグラフィックスカード新製品として、AMDのRadeon RX 6800 XTを搭載する「Radeon RX 6800 XT Phantom Gaming D 16G OC」と、Radeon RX 6900 XTを搭載する「Radeon RX 6900 XT Phantom Gaming D 16G OC」の2製品を発表した。発売日は12月18日。店頭予想価格はRX 6800 XTモデルが税抜98,000円、RX 6900 XTモデルが税抜148,800円。
ファンシンクに独自設計のPhantom Gaming 3X Cooling Systemを採用し、冷却能力と静音性を高めている。ARGB LEDを内蔵するほか、追加用のARGBピンヘッダも備える。LEDは本体スイッチによるオン・オフも可能だ。また、コンポーネントもDr.MOS、90Aパワーチョーク、ニチコン12Kブラックコンデンサ、2oz銅箔層、マットブラックPCB、高密度ガラス繊維PCBを採用するなどこだわっている。製品は専用ユーティリティソフト「ASRock Tweak 2.0」によるチューニングに対応し、オーバークロックなども楽しめる。
Radeon RX 6800 XT Phantom Gaming D 16G OCは、ベースクロックが1,875MHz、ゲームクロックが2,065MHz、ブーストクロックが2,310MHzと、リファレンスからOCされている。メモリは16GB GDDR6で、メモリバス幅は256bit、メモリ速度は16Gbps。バスインタフェースはPCI Express 4.0 x16。補助電源は8pin×3。映像出力はHDMI 2.1 VRR×1、DisplayPort 1.4 with DSC×2。カードサイズは330×140×56mm。
Radeon RX 6900 XT Phantom Gaming D 16G OCは、ベースクロックが1,925MHz、ゲームクロックが2,105MHz、ブーストクロックが2,340MHzと、リファレンスからOCされている。メモリは16GB GDDR6で、メモリバス幅は256bit、メモリ速度は16Gbps。バスインタフェースはPCI Express 4.0 x16。補助電源は8pin×3。映像出力はHDMI 2.1 VRR×1、DisplayPort 1.4 with DSC×2。カードサイズは330×140×56mm。